2013年(平成25年) 5月21日(火)付紙面より
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鶴岡市の「子どもまつり」が19日、市中央児童遊園をメーン会場に開かれ、多くの親子連れや子供たちがさまざまな遊びを楽しんだ。
遊びを通して親子の触れ合いを深めてもらうとともに、青少年の健全育成を図ろうと、市内の関係団体で実行委員会を組織し毎年開催し、今年で42回目。同遊園と隣接する中央児童館、小真木原総合体育館など5会場で計18の遊びが用意され、各会場ともにぎわった。
このうち児童遊園では、栄保育園児が和太鼓と踊りを披露して、まつりの開幕を告げた。生地を自分でこねて炭火で焼くパン作り、竹馬や竹とんぼなど昔ながらの遊び、ミニSL乗車などが登場。児童館ではクレープ作りなど、小真木原総合体育館では恒例の段ボール迷路、鶴岡公園のお堀でカヌー体験、内川では舟下りが繰り広げられた。
児童遊園では、園路に約50メートルの軌道を敷いて往復するミニSLが大人気。開始前から親子連れの長い列ができ、順番を待って乗車した子供たちは見守る保護者たちに手を振るなどして“ミニ旅行”を楽しんだ。
親子3人で児童遊園に訪れ、パン焼きに挑戦した朝暘二小1年の鈴木姫花さん(7)は「いつも食べるパンよりおいしい」と笑顔で話し、自分で作った焼きたての香ばしいパンを頬張っていた。