2013年(平成25年) 5月25日(土)付紙面より
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鶴岡市大宝寺町の大宝幼稚園(三浦洋介園長、園児78人)の園児たちが20日、敷地内に新たに建てられた送迎バス用の車庫に、ペンキで動物などの楽しい絵を描いた。
マイクロバス2台が入る間口約7メートル、高さ約3メートルの車庫のシャッター。白地に「だいほうようちえん」と書かれた下のスペースに、年長児22人が赤や青、緑などの原色のペンキで絵を描いた。図柄は職員たちが考えたもので、男児と女児、ウサギ、イヌ、クマが楽しそうに列車に乗る様子を表した。
佐藤琢仁君は「緑と黄色を塗った。楽しかった」、安田さくらさんは「クマさんと女の子の列車のところを塗り、面白かった」、前田恋実さんは「いつもの画用紙とかと違うので、ドキドキした」、佐藤厘恩君は「楽しかった。この絵はずっとここにあるので、大きくなっても見に来られる」と話した。
三浦園長は「あちこちペンキがはみ出しているが、子供らしい味があっていいかも。いろんな体験を通じて、伸び伸び育ってもらえたら」と話した。同幼稚園はJR羽越本線沿いにあり、子供たちのシャッター絵は列車の乗客からも見えるという。