2013年(平成25年) 6月13日(木)付紙面より
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酒田東高と酒田光陵高の野球定期戦が11日、酒田市光ケ丘野球場で行われた。酒東が9―1で勝ち、対戦成績を1勝1敗のタイに持ち込んだ。
80年余の歴史があり初夏の風物詩となっていた酒商酒東野球定期戦に倣い、昨年4月の光陵の開校に伴って同6月に第1回が行われた定期戦。この日は森谷将行酒東、小松藍士光陵両生徒会長による始球式に続き、光陵の先攻で午後2時に試合開始。酒東は初回、光陵先発・鈴木の立ち上がりを攻めて2死満塁の好機で、今井が右翼線三塁打を放ち先制。5回には、進藤、佐藤の三塁打、工藤の二塁打、日下部、渡部、永田の単打などで一挙5点を挙げ、試合を優位に進めた。投げては酒東主戦・高橋航が光陵打線を散発5安打に抑えて完投した。
スタンドには両校の生徒やOB、父母、高校野球ファンが大勢詰め掛け、炎天下、懸命のプレーを繰り広げるナインに盛んに声援を送っていた。