2013年(平成25年) 7月4日(木)付紙面より
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鶴岡市の赤川花火大会の公式マスコットキャラクター「はなぶう」の着ぐるみが完成し3日、市役所でお披露目された。8月17日の第23回大会(鶴岡市の赤川河川敷)に向け、市内の幼稚園などでの交流や仙台市、新潟市でのPRなどに活躍してもらう。
はなぶうは2010年の第20回大会の時、大会実行委で中心になっている鶴岡青年会議所(JC)メンバーのグラフィックデザイナーが考案した。大会を略して「赤花」と呼んでいたことにちなみ、赤い鼻のブタをモチーフにした。以後、大会のポスター、うちわやタオルなど大会グッズに描かれたり、大会当日には「はなぶう花火」が上がるなど、マスコットとして愛され、定着しつつある。
この日は、鶴岡JCのメンバーが扮(ふん)した「はなぶう」が、今大会の渡邉孝之大会会長(鶴岡JC理事長)、三浦成希実行委員長(同副理事長)、吉宮哲史総括(同日本一赤川花火委員長)の3人と共に市役所を訪れ、榎本政規市長に「招待状」を手渡した。
渡邉会長は「8月15日は荘内大祭、16日はおぃやさ祭り、そして17日は赤川花火と、鶴岡の熱い夏を盛り上げたい。はなぶうも暑いだろうが、汗をかいて頑張るはず」と話した。
着ぐるみは7日、寒河江市で開かれるJC山形ブロック大会で本格デビュー。その後も、来年の山形デスティネーションキャンペーン(DC)を見据えた鶴岡の観光PRを含め、多方面で活躍してもらう方針。