2013年(平成25年) 7月4日(木)付紙面より
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嘱託警察犬2頭とその指導手への嘱託書交付式が3日、鶴岡警察署(相馬諭署長)で行われた。
嘱託警察犬は、民間が管理・育成する。嘱託を受けたのは、今年5月の審査会に合格したシェパードのオルシナ号(メス・6歳)と、ゴールデンレトリバーのアイヴィー号(メス・2歳)の2頭。任期は先月30日から1年間で、犯人追跡や行方不明者捜索に出動する予定。オルシナ号は4年目で、アイヴィー号は今年初めて嘱託を受けた。
交付式では相馬署長が、オルシナ号の所有者、佐藤恒雄さん(67)=鶴岡市羽黒町野荒町、歯科医=の代理で妻の孝子さん(63)、アイヴィー号の所有者の浅賀隆さん(62)=同市大半田、会社役員=と、指導手の阿部良一さん(57)=酒田市浜中=、難波寛子さん(31)=鶴岡市大西町=へ県警本部長名の嘱託書を手渡した。
阿部さんは「行方不明者をできるだけ早く発見できるよう訓練を積んでいく」、難波さんは「今年初めて嘱託を受けたので、アイヴィー号と共に頑張りたい」とそれぞれ意気込んだ。
同署管内における嘱託警察犬の出動は、昨年が18件、今年は6月末現在で9件となっている。