2013年(平成25年) 7月6日(土)付紙面より
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鶴岡市の加茂水産高(長谷川賢校長、生徒172人)恒例の「カッターレース大会」が5日、加茂港で行われ、生徒らが熱戦を繰り広げた。
大会は、同校の創立記念日(7月5日)に合わせて毎年行われている伝統行事で、地域住民に広く親しまれている。今年は1―3年生の各クラスと教職員などから計7チームが参加。レースは、全長約9メートルのカッターにこぎ手12人や艇指揮など計15人が乗り込み、海上のブイを往復する約300メートルのコースで実施。各チーム2回行い、合計タイムを競った。
スタートの号砲とともに各艇のこぎ手たちは、艇指揮の「いーち、にーい」の掛け声に合わせてチームワークを発揮。雨が降る天候にも負けず、生徒たちはゴールを目指し、力強くオールをこいだ。
海洋資源科3年の伊藤暢人君(17)は「3年目だけあって、全員の息がぴったり合った。練習より早いタイムを出せてうれしい」と満足げな笑顔を見せた。