2013年(平成25年) 7月23日(火)付紙面より
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酒田地区サッカー協会(菅原靖会長)の「親子サッカー教室」が21日、酒田市の東北公益文科大グラウンドで開かれた。市内の園児、小学生とその父母らが、ボールを使ったゲームなどでサッカーの楽しさを味わうとともに、親子の触れ合いを深めた。
サッカー未経験の幼児も含め、多くの子供たちにボールを蹴ったり親と一緒に体を動かす楽しさを知ってもらい、スポーツ好きの子供を育てることが目的。年中以上の園児から小学2年生までの親子ペアを対象に、同協会キッズ委員会(斉藤政晴委員長)が毎年、開催している。
この日は、園児35組、小学生20組の親子連れ計約120人が参加。ボールを使った楽しいゲームやペア同士の競争、ミニ試合などを繰り広げた。モンテディオ山形育成普及コーチの茨木岳史さんと前田玄さんが講師を務め、「トラップ(ボールを止める)するときはボールをしっかり見ること」などと指導した。
サッカー日本代表の本田圭佑選手(CSKAモスクワ)が好きという佐藤優輝君(8)=港南小2年=は、父親の健治さん(51)=酒田市若竹町二丁目、会社員=と一緒に参加。「親子でボールをパスしながら、みんなと競争するのが楽しかった」と話していた。
2013年(平成25年) 7月23日(火)付紙面より
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酒田市が進めてきた同市土渕の「松山スキー場人工ゲレンデ」の改修工事が終了し20日、リニューアルオープンした。東北地方唯一の施設として夏場の利用者増を目指す。
同スキー場は1980年に完成。85年には隣接地を活用し、人工ゲレンデもできた。94年に1度、ゲレンデマットを更新したものの、老朽化したことから市が昨秋から改修作業に取り掛かっていた。
ゲレンデマットはカービングスキーにより適したものに全面更新。中腹以降の全幅を10メートル拡張、さらに全長も20メートル延長して220メートルにした。平均斜度は13度。改修工事費は9526万円。
記念式典を前に人工ゲレンデ最下部で安全祈願祭が行われ、関係者約50人が出席。祝詞奏上に続き、本間正巳市長らが神前に玉串をささげ、安全利用を祈った。式典では、本間市長が「東北地方唯一の施設として多くの人から利用してもらい、付近施設の観光振興に結び付けば」とあいさつ。関係者と共にテープカットしてリニューアルを祝った。
その後、人工ゲレンデ脇の外山ロッジで合宿中の日大山形高校スキー部、市内の松山・平田・八幡スキースポーツ少年団のメンバーが「祝松山人工ゲレンデオープン」と書かれたプラカードを手に滑走した。
一般向けの営業は金、土、日曜と祝日。金曜日は午後6時から同9時、土曜日は午前10時から午後3時と同6時から同9時、日曜と祝日は午前10時から午後3時まで。利用料は一般2000円、中学生以下1000円。今期営業は11月末まで。問い合わせは松山スキー場(さんさん内)=電0234(62)2633=へ。