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2013年(平成25年) 9月15日(日)付紙面より

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大海で学び成長を 加茂水高「鳥海丸」 2カ月間の実習航海へ

 鶴岡市の加茂水産高校(長谷川賢校長、生徒172人)の漁業実習船「鳥海丸」(233トン)が13日、総合実習航海のため同市の加茂港を出港した。11月10日までの60日間、生徒たちが日本海や太平洋でイカ釣り、はえ縄漁などを学ぶ。

 航海実習は、生徒たちからはえ縄漁やイカ釣りなど多様な漁業を通して操船技術を学んでもらうとともに、漁業に理解を深めてもらうことなどを目的に毎年実施している。今回は海洋技術科工学系の2年生14人が乗船し、指導教官2人、乗組員15人と共に航海に臨む。日程は今月13―20日まで日本海でイカ釣り、23日―来月4日まで県の沖合や北海道沖で漁業実習。来月11日―11月9日まで太平洋でマグロのはえ縄漁を行う予定。

 出港式は同校近くの加茂港内で行われ、全校生徒や教員、保護者などが出席。長谷川校長が「この航海で多くのものを見て、聞いて、触って、教室では学べないことを体全体で勉強してきてもらいたい。人間としてたくましく成長することを願う」と激励。実習生を代表して余語祐輝君が「今から2カ月間の実習に向かう。多くの楽しいこと、つらいことがあると思うが、それを乗り越えて帰ってくる」と決意を述べた。

 その後、参加者が見守る中で鳥海丸はゆっくりと港を離れ、航海をスタートさせた。

鳥海丸に乗り込む生徒たちが自己紹介し、2カ月間の実習航海に臨んだ
鳥海丸に乗り込む生徒たちが自己紹介し、2カ月間の実習航海に臨んだ



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