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2013年(平成25年) 10月14日(月)付紙面より

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鶴岡市議選 新議員32人決まる

 任期満了に伴う鶴岡市議選は13日、投票が行われ、即日開票された。定数が今回から2減の32となる中、現職25人、元職1人、新人8人の計34人が立候補。2人オーバーの少数激戦を繰り広げ、新人2人が涙をのんだ。同市の当日有権者数は11万765人で、投票者数は6万8818人、投票率は62・13%だった。開票は13日午後9時から市朝暘武道館で行われた。


◆鶴岡市議選開票結果(定数32 選管確定)

当 3,036 佐藤  聡45 無現
当 2,799 尾形 昌彦48 無新
当 2,677 本間新兵衛56 無現
当 2,591 秋葉  雄62 公現
当 2,453 佐藤 文一65 無現
当 2,306 石井 清則36 無現
当 2,296 富樫 正毅54 公現
当 2,290 本間 信一64 無元
当 2,271 五十嵐庄一59 無現
当 2,182 渡辺 洋井68 無現
当 2,180 小野寺佳克50 無現
当 2,148 菅井  巌45 共新
当 2,145 佐藤 久樹42 無新
当 2,138 関   徹53 共現
当 2,125 渋谷 耕一64 無現
当 2,049 今野 良和65 無現
当 2,011 齋藤  久63 無現
当 2,000 加賀山 茂71 無現
当 1,973 上野多一郎63 無現
当 1,947 佐藤 博幸63 無現
当 1,844 神尾  幸66 無現
当 1,837 岡村 正博63 無現
当 1,827 加藤 鑛一60 共現
当 1,795 加藤 太一62 共現
当 1,703 今野美奈子54 無新
当 1,699 菅原 一浩47 無新
当 1,682 野村 廣登58 無現
当 1,636 佐藤 峯男67 民現
当 1,612 中沢  洋67 無現
当 1,599 小野 由夫66 無現
当 1,584 五十嵐一彦56 無新
当 1,506 田中  宏43 無現
  1,264 佐藤 玲子57 無新
    799 三浦 宗平40 無新


2013年(平成25年) 10月14日(月)付紙面より

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朝三小児童も方言交え披露 「田川民話の会」が昔話公演

 田川民話の会(佐藤一彦会長)の公演「んだば、語てみっがの。朝暘宿」が12日、鶴岡市の第一学区コミュニティ防災センターで行われ、民話の会の会員や朝暘三小民話語りクラブの児童たちが地元に伝わる民話などを発表した。

 同会は結成27年目で、市内各地域を巡回して公演するなど昔話の良さを地域に伝える活動を続けている。2年前からは市芸術祭に参加し、現在の会員は60代から最高齢の88歳まで計31人。

 公演には子供からお年寄りまで約100人が訪れた。会員9人が「大宝寺村の寅どんと桜土手の狐」「せやみこぎ一家」など地元の民話や昭和初期の懐かしい鶴岡の風習を方言で楽しく語ったほか、図書ボランティア・羽黒出羽路会の大型紙芝居「庄内おばこ」の発表もあった。

 朝暘三小は5―6年生計5人が語りに挑戦。民話の会メンバーの指導で練習を重ねた成果を2班に分かれ、「だんごの話」「舌切りスズメ」の2題を発表。暗唱で方言を交えたかわいらしい語りに、来場者は目を細めて楽しそうに聞き入り、「とんぴんからりん、あどねけど」の締めの言葉に会場から大きな拍手が送られた。

 かわいらしい語りを披露した朝暘三小の児童たち
 かわいらしい語りを披露した朝暘三小の児童たち


2013年(平成25年) 10月14日(月)付紙面より

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色づき始めた鳥海山 自然、実りに感謝込め 神鹿の角切り落とす

 遊佐町の第34回「神鹿(じんろく)角切祭」が13日、鳥海山中腹の国民宿舎「大平山荘」鹿公園前で行われ、同町の少年議員2人が長く伸びた雄ジカの角を切り落とした。

 同鹿公園では、町が6月から10月までニホンジカを飼育。そばに鳥海山大物忌神社中の口宮が祭ってあることから「神鹿」と呼んでいる。角切祭は、秋の鳥海山をPRするとともに、繁殖期を前に雄ジカ同士が争ってけがをするのを防ごうと1976年からこの時期に開催。切り落とされた角は抽選でプレゼントされるとあって毎年、大勢の行楽客が縁起物を求めて訪れる。

 この日、標高1000メートルの鹿公園はひんやりとした風が吹くものの、雲間から時折日も差すまずまずの天候。午前10時から同神社中の口宮前で神事を行い、本宮茂樹副町長らが玉串をささげて秋の実りに感謝するとともに、最終盤に入った鳥海観光の無事故を祈った。

 その後、鹿公園前の特設ステージで、烏帽子(えぼし)に直垂(ひたたれ)姿の同町少年議長の三浦遼太君(18)=遊佐高3年=と少年議員の鈴木翔偉君(16)=遊佐高2年=が、40センチほどに伸びた雄ジカ2頭の角を、糸のこぎりで切り落とした。

 鹿の角や花笠人形などが当たる抽選会、威勢の良い鳥海太鼓の演奏、芋煮の無料振る舞いも行われ、詰め掛けた行楽客は色づき始めた鳥海山の自然と一緒に楽しんでいた。

大勢の行楽客が見守る中、雄ジカの角を切り落とす三浦君(左)
大勢の行楽客が見守る中、雄ジカの角を切り落とす三浦君(左)



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