2013年(平成25年) 10月16日(水)付紙面より
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酒田市の中心商店街・中町モール周辺で13日、「安全・安心なかまちモーターショー」が開かれた。世界各国の名車、旧車約60台が全国から集結。家族連れやカーマニアらが訪れ、興味深く観賞した。
中町中和会商店街振興組合(脇屋直紀理事長)が、多くの市民らに楽しんでもらおうと昨年から始め、2回目。マリーン5清水屋脇のモールは外国車コーナーで、1950年式のオープンカー「MG」(イギリス)や曲線的なデザインが特徴の「ジネッタ」(同)、前後2人乗りの三輪車「メッサーシュミット」(ドイツ)などが並び、熱い視線を浴びた。
モールに続く西側の日和山通りは車の通行を規制。歴代のフェアレディZやスバル360など主に国産車を展示した。また、酒田警察署が交通安全コーナーを開設。子供たちがパトカーや白バイに試乗して大喜びした。さらに、スマートドライバーの宣誓書を書いてもらうなど安全運転の啓発を行った。
2013年(平成25年) 10月16日(水)付紙面より
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自転車に乗りながら地元の風景や味覚、観光施設などを楽しもうという「2013ツールドSAKATA?チャリでGO酒田再発見4」が14日、酒田市内で開かれた。親子連れを中心に、県内や仙台市などの6歳から76歳まで約160人がエントリー。本格ロードレーサーから「ママチャリ」までさまざまなタイプの自転車にまたがって雲一つない青空の下、ゆっくりペダルをこぎながら秋本番を迎えた酒田路を快走した。
酒田飽海自転車組合、NPO法人元気王国、酒田青年会議所でつくる実行委員会が2010年から開催し4回目。コースは、東北公益文科大をスタートして飯森山周辺を周回した後、出羽大橋を渡って市街地に入り、みなと市場や山王くらぶ、市立資料館などを巡り、公益大に戻る延長約17キロ。案内チラシを見て、父親の池田直也さん(34)を促して参加した愛奈さん(10)=宮野浦小4年=は変速機付きの愛車を持参。一方、自転車を持っていない直也さんは市の観光用自転車を借り、「初めて」という親子でのサイクリングに臨んだ。
丸山至副市長のピストルを合図に午前9時、公益大カフェテリア前を出発。参加者は途中、食彩工房「いちご畑」でジェラート、みなと市場の「大泉」で鳥海高原ヨーグルト、山王くらぶで非売品の手拭い、「さかた中町(まんなか)マルシェ」で鳥海氷河水、市立資料館で酒田獅子の根付け、庄内みどり農協「みどりの里山居館」で和ナシの提供などを受け、ゴール後は「つや姫」の新米おにぎりと「平牧三元豚」の庄内風芋煮を味わうなど、体全体で酒田の秋を堪能していた。