2013年(平成25年) 10月19日(土)付紙面より
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酒田市生涯学習まつり2013が18日、「つなげよう学び 公益の心 拓(ひら)こう明日の酒田?学びの扉を開けてみよう?」をキャッチフレーズに市総合文化センターで開幕した。20日までに同センターと清亀園(同市浜田一丁目)を会場に、昨年より8多い75のサークルや団体が、この1年間に取り組んだ成果を展示・発表する。
18日は午前10時から開幕式典。「スクエアダンスもくれん」の代表で同センター会場実行委員長の梁瀬茂登(やなせ・もと)さん、石川翼久教育長、酒田報恩会保育園(須田礼子園長)年長組の齋藤竜珠(りゅうじゅ)君(6)がテープカットした。
梁瀬さんが「今年も盛大に開催できるのは、皆さんはじめ関係者の深い理解と協力のたまもの。厚くお礼申し上げる」と感謝。その上で、「各サークルや団体の成果を見てもらい『私でもできそう。参加してみよう』とまで気持ちを高めていただければありがたい」とあいさつした。続いて、石川教育長が「本日の晴天のように、華やかなまつりになることを期待する」と祝辞。一緒に登壇した齋藤君が「頑張ります」と決意を述べた。引き続き、同保育園年長児21人が演奏。大太鼓や小太鼓、シンバル、電子ピアノなどで「未来のミュージアム」を元気いっぱい披露してまつりの開幕を告げると、詰め掛けた家族らから大きな拍手が起こった。
この日は展示が中心。19、20日は各種発表、体験教室があるほか、1階の特設ステージでロープワークと手旗クイズ、マジックショーやジャグリング、ギターライブなどのイベントが繰り広げられる。
一方、旧3町でも主に今月下旬から来月にかけて文化祭・芸術祭を開催する。
2013年(平成25年) 10月19日(土)付紙面より
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鶴岡市大塚町の鶴岡養護学校(土門明校長、児童・生徒126人)で17日、バザー「つるよう直売の店『きて?ね』」が行われた。近所の住民など多くの人が訪れ、生徒たちとの交流や買い物を楽しんだ。
同イベントは県教育委員会の「活力あふれる特別支援学校づくり推進事業」を受けて、「地域との絆」をテーマに、同校がある大塚町の住民と生徒との交流を深めようと同校が主催した。
この日は高等部2年生10人が売り子となり、同1―3年生48人が作業学習で作った作品を販売した。お盆や花車、湯飲み、花苗、バッグ、巾着袋など木工、窯業、農芸、家庭の各班の生徒たちの力作が並び、オープン前から訪れた多くの住民が生徒たちと会話を弾ませながらお気に入りの品を探していた。
大塚町の袖山美幸さん(35)は「町民と生徒たちが触れ合える良い機会だと思う」と話していた。
31日と来月1日の2日間は中学部生徒の作品販売が行われ、ウッドラグ、鍋敷き、バスソルト、花鉢などが出品される。時間は両日とも午前11時10分から同40分まで。場所は同校昇降口前。中学部主任の佐藤秋久教諭は「生徒たちが作った作品を自分たちで売るという機会やうれしさを大切にしたい。ぜひ見にきていただいて生徒たちと触れ合ってもらいたい」と話している。