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2013年(平成25年) 10月2日(水)付紙面より

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看護師への夢膨らませ 高校生37人が体験セミナー

 高校生を対象に県庄内保健所(松田徹所長)が主催した看護師体験セミナーが30日、酒田市の日本海総合病院(栗谷義樹院長)で開かれ、酒田飽海地区の高校生たちが座学と実技講習で看護師の仕事に理解を深めた。

 広く高校生から看護の仕事に理解を深めてもらい、看護師確保の環境づくりを図ろうと同保健所が初めて企画。1―3年の男女37人が参加した。

 同日午前は座学で、松田所長や同病院看護師が「看護師の魅力」をテーマに講演したほか、県と関係機関が連携し看護師のキャリアアップを支援していく「山形方式・看護師等生涯サポートプログラム」について解説。病棟や救急センター、ヘリポートなど同病院内を見学した。

 午後からはAED(自動体外式除細動器)の使用方法を含む心肺蘇生法、血圧測定など実技講習が行われ、同病院看護師たちが心肺蘇生法の重要性などを紹介した上で、操作しながらAEDの使用方法を解説。参加した高校生たちは人形を相手に胸部圧迫(心臓マッサージ)を繰り返したり、AEDを操作するなど一連の流れを体験した。

 いずれも看護師志望の酒田光陵高3年、熊谷彩蘭さん(18)は「セミナーを通し、もっと勉強を頑張らなくてはいけないと思った」、酒田南高1年の堀有貴君(15)は「人の命を助けたい。ますます看護師になりたいという夢が膨らんだ」とそれぞれ話していた。

看護師の指導で心肺蘇生法を学ぶ高校生(左)
看護師の指導で心肺蘇生法を学ぶ高校生(左)


2013年(平成25年) 10月2日(水)付紙面より

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秋晴れの中 颯爽と 衣替え

 「衣替え」の1日、庄内地方はすっきりと晴れ渡り、午前8時ごろに22度を超えるなど気温が上昇した。街角では冬服を着た中高生が登校する一方、シャツの袖をまくり上げた生徒の姿も多く見られた。

 山形地方気象台によると、1日の庄内地方は日本海側から低気圧が接近しているものの、おおむね晴れとなった。この日の朝の最低気温は酒田が18・9度で平年を5度上回る9月上旬並み、鶴岡は16・9度で平年を3・6度上回る9月中旬並みの気温となった。

 この日の朝、鶴岡市の鶴岡公園の堀沿いを冬服に身を包んだ生徒たちが徒歩や自転車で登校。暖かな日差しが注ぐ中、冬服を脇に抱えたり、腕まくりをしたりといった男子生徒の姿も多く見られた。

 同気象台によると、2日は気圧の谷や三陸沖を北上する台風22号の影響で曇りとなり、午後から雨となる見込み。

すっきりと晴れ渡った「衣替え」の朝、登校する高校生の中には冬服も白いシャツ姿も見られた=1日、鶴岡南高校前
すっきりと晴れ渡った「衣替え」の朝、登校する高校生の中には冬服も白いシャツ姿も見られた=1日、鶴岡南高校前



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