2013年(平成25年) 10月8日(火)付紙面より
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庄内空港「空の日」フェスタが6日、同空港で開かれた。普段は立ち入りが制限される空港エプロン(駐機場)の一部を開放。海上保安庁の航空機「うみねこ」(仙台航空基地配属)や空港で働く車などの展示、パワードパラグライダー(パラモーター)のデモ飛行などが行われ、大勢の家族連れらでにぎわった。
空港エプロンでは、着陸した飛行機を駐機場まで誘導するマーシャラー体験、パイロットや客室乗務員の子供用制服を着ての記念撮影といったイベント、空港消防隊の放水訓練などを行った。また、庄内空港ターミナルビルには、フライトシミュレーター体験コーナーを設け、展望デッキは終日、無料開放した。
一方、庄内空港緩衝緑地公園「まつり広場」では、テレビでおなじみの「獣電戦隊キョウリュウジャー」ショー&握手会を開催。子供たちの人気を集めた。
この日は薄曇りの穏やかな天候に恵まれ、朝から家族連れらが続々と来場。パイロットの制服、帽子を着用し機長の気分を味わった番場建仁(けんと)君(10)=西郷小4年=は「あんなに重いのに飛ぶなんて飛行機はすごい」と感想。弟の建陽(たつや)君(7)=同1年=と一緒に、母親の久美さん(44)から記念撮影してもらっていた。
2013年(平成25年) 10月8日(火)付紙面より
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鶴岡市栄地区で6日、地域女性交流会が開かれ、同地区の20代から70代までの女性たちが参加し、伝統食の笹(ささ)巻き作りを通して交流を深めた=写真。
昨年初めて実施した老人クラブと婦人会の交流会が好評だったため、今回はより若い世代の若妻たちでつくる「ひまわりの会」にも参加対象を拡大。交流会には幼児や小学生たちを含め約50人が参加。笹巻き作りは初めてという女性が多く、慣れない手つきで悪戦苦闘していたが、ベテランのお年寄りたちから丁寧に教えてもらい、徐々に上達。巻きながら世間話に花が咲き、和やかな交流会となった。
婦人会の佐藤てい会長(64)は「私たちの年代でも笹巻きを作る人は少なくなった。地区の高齢者の知恵と技を受け継ぎ、さらに若い世代へと伝えていくためにも、こうした交流会開催の意義は大きい」と話した。5歳の長女と一緒に参加した渋谷由佳里さん(29)は「地区のお年寄りたちから親切に教えてもらい、いろんな話も聞くことができて良かった。笹巻きは娘にも伝えていきたい」と楽しそうに話していた。