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2013年(平成25年) 12月25日(水)付紙面より

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正月休み前に笑顔いっぱい 庄内13小学校で2学期の終業式

 庄内地域の多くの小学校で24日、2学期の終業式が行われ、児童たちは待ちに待ったお正月休みを前に笑顔で式に臨んだ。

 鶴岡市立朝暘第四小学校(矢口研一校長、児童527人)では、午前8時55分ごろから体育館で終業式が行われた。初めに児童を代表して1年の岩井澪さん(7)、4年の伴星菜さん(10)、6年の佐藤夏稀さん(12)の3人がそれぞれ「縄跳びで後ろ飛びを30回できるようになる」「あいさつを頑張って笑顔あふれる四小で終わりたい」「残り3カ月の小学校生活の一日一日を大切に過ごしたい」と3学期の目標を発表した。続いて、矢口校長が、同小が移転改築し来年度から新校舎になることに触れ「今年度この校舎で過ごすラストイヤー。大きく成長して輝いた2学期だった」として、「事故のない楽しい休みに」とあいさつした。

 その後、1年2組のクラスでは担任の先生が宿題や正月休みの過ごし方について説明。先生に「お正月休み楽しみなこと、頑張ることは何ですか」と聞かれると児童たちは「はーい」と元気良く手を挙げ「雪だるま作り」「お年玉」「お手伝い」などと答えていた。

 庄内教育事務所によると、この日終業式が行われたのは3学期制の小学校13校。26日までには全ての小・中学校で終業式が行われる。3学期の始業式は来年1月の6―9日に行われる。

先生の質問に元気良く手を挙げる児童たち=24日、朝四小
先生の質問に元気良く手を挙げる児童たち=24日、朝四小


2013年(平成25年) 12月25日(水)付紙面より

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参拝者を笑顔でお出迎え 巫女アルバイトの研修会

 年始の初詣を間近に控えた23日、鶴岡市馬場町の荘内神社(石原純一宮司)で巫女(みこ)のアルバイトを行う高校生や大学生の研修が始まった。研修生たちが緋(ひ)ばかまと白い小袖の巫女装束に身を包み、作法や参拝者への応対などを学んだ。

 年始の三が日、8―9万人の参拝者が足を運び混雑する同神社は、参拝者の応対を手伝ってもらうため地元の高校生や大学生をアルバイトに採用。年末の時期に研修会を行っている。

 初日の23日は高校生を中心に17人が参加。巫女装束の着付けを練習した後、本殿で石原宮司から「皆さんには初詣に来られた方々を笑顔でお迎えしていただきたい。必ず参拝者の顔を見ながら『明けましておめでとうございます』とあいさつをすること」と心構えなどを聞いた。

 続いて参集殿で縁起物の受け渡し方などを学んだ。参加者は参拝客役と巫女役に分かれ、「明けましておめでとうございます」「500円お納めくださいませ」「ようこそお参りくださいました」と、独特の言い回しを何度も練習していた。

 今回が初参加という白岩真紀さん(21)=山形大農学部2年=は「実家近くの神社には神主しかおらず、テレビなどで見る巫女の姿にずっと憧れていた。言葉遣いや装束の着方が難しいが、研修は楽しくて仕方がない」と笑顔で話していた。

 25日から個別研修が始まり、数人ずつが半日ほど同神社で業務を手伝いながら応対に磨きを掛けるという。

年始の初詣に備え、参拝者への応対と言葉遣いの練習が繰り返された
年始の初詣に備え、参拝者への応対と言葉遣いの練習が繰り返された



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