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2013年(平成25年) 4月16日(火)付紙面より

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春の松林駆け抜ける 酒田市クロスカントリー大会

 今年で48回目を迎えた酒田市クロスカントリー大会が14日、市光ケ丘公園内のクロスカントリーコースで開かれた。酒田・飽海地域の小学生から一般まで男女588人がエントリー、クロマツ林の中のコースで健脚を競った。

 アップダウンがある松林の自然環境を生かしたコースで、選手としての競技力、市民の体力向上を図ろうと、市、市陸上競技協会、市教育委員会が実行委員会を組織し毎年この時期に開催している伝統の大会。酒田・飽海の陸上シーズン幕開けを告げるものとして親しまれている。

 今大会には酒田・飽海地域から、小学生364人(距離1・4キロ)、中学生203人(同2・2キロ)、高校生・一般21人(同4・4キロ)の計588人がエントリーした。

 この日は、春の柔らかな日が差す中、午前9時の高校・一般男子を皮切りに次々とスタート。詰め掛けた家族や学校の仲間たちの声援を受けながら、選手たちは林間コースを駆け抜けていた。

松林の中を駆け抜ける選手たち
松林の中を駆け抜ける選手たち


2013年(平成25年) 4月16日(火)付紙面より

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有事に対応“生き延びる術”親子で体験

 子供と保護者を対象にした「子連れ防災」研修会が14日、鶴岡市羽黒町の旧羽黒西部児童館で開かれ、避難や応急手当て、ペットボトルを食器にした食事など、有事の対応を学んだ。

 元陸上自衛隊員で、同市桜新町で学習塾を経営している小野丈一さん(41)=同市日枝=が、有事に慌てず対処できるようにと、塾の受講者や一般を対象に初めて開いた。市内の幼児6人と保護者5人が参加した。

 小野さんは災害発生後、1、2日たてば必ず救助が来るので、それまで安全な場所に避難し、けがをせず、体力を失わないように生き延びる重要性を指摘。「靴がぬれないようにするには」「ガラスが散乱している中を歩いて避難するには」といった小野さんの問い掛けに、親子はビニール袋で靴を覆ったり、新聞紙や段ボールを靴底にガムテープで張り付けたり、その場にある道具で工夫。バケツなどをかぶって頭を保護しながら、実際に割れたガラスの上を歩いた。

 また、ストックと服で担架、ズボンとひもでリュックを作る方法をそれぞれ体験。昼食時は、牛乳パックでスプーン、ペットボトルで食器を作り、非常食のご飯を試食。子供たちは和気あいあいと楽しみながら、有事の対応を学んでいた。

 小野さんは「こうした体験をしておくことで、親は『万一の時、子供はきちんと動くに違いない』と子供を信頼し、不安材料を減らし冷静に対処できる意義も大きい」と話した。今後も随時、開催していくという。

牛乳パックやペットボトルで作ったスプーンと皿で非常食を食べる子供たち
牛乳パックやペットボトルで作ったスプーンと皿で非常食を食べる子供たち



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