2013年(平成25年) 4月23日(火)付紙面より
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鶴岡市馬場町の鶴岡信用金庫本店屋上に、恒例となったこいのぼりがお目見えし、青空の中を勢いよく泳いでいる。
子供の成長に伴い使わなくなったこいのぼりを市民から提供してもらい、1998年から毎年この時期、周辺を散策する観光客らの心を和ませようと実施。今年も今月15日から、8階建ての本部棟から3階建ての本店棟の各屋上に長さ約30メートルのワイヤを張り、こいのぼり24本と吹き流し2本の計26本を掲げているが、16日以降は雨模様でしまっていた。
22日は晴天となり、約1週間ぶりに掲揚を再開。近くの内川沿いの桜は連日の雨で少し散ったものの、陽光に勢いを盛り返すように咲き、色とりどりのこいのぼりとともに、青空に映えていた。
掲揚は5月10日ごろまで、荒天時を除く平日の日中に行う。
2013年(平成25年) 4月23日(火)付紙面より
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「第28回温海さくらマラソン大会」が21日、鶴岡市の温海温泉林業センターをスタート、ゴールで行われ、県内外から参加した大勢のランナーが健脚を競った。
温泉街の活性化につなげようと1986年から開催されている恒例のイベントで、今年は北海道から広島まで過去最多の1743人がエントリー。一般が走るジャイアントコース(30キロ)をはじめ、小学生のつぼみコース(2キロ)、中高生と一般のさくらコース(5キロ)、高校生と一般のあかかぶコース(10キロ)の4コースが設けられた。
この日は気温が低く雨も降るあいにくの天候となったが、出場者たちは念入りにウオーミングアップを行い、スタートに備えた。
午前9時、小学生のつぼみコース男子を皮切りに、コース別に次々とスタート。出場者たちは温泉街に咲いた桜を楽しむとともに、「頑張れ!」「行け行け!」などの声援を受けながら駆け抜けていた。また、鶴岡市出身で、昨年1月の大阪国際女子マラソンで6位入賞後に引退した佐藤由美さん(36)もゲストとして出場し、大会を盛り上げた。
つぼみコースに出場した温海小4年の庄司柚子さん(9)は「今回は18位だった。来年も参加して上を目指したい」と笑顔で話していた。