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2013年(平成25年) 5月30日(木)付紙面より

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全校で声高らかに庄内論語 朝六小ゆりのき論語集会

 鶴岡市の朝暘第六小学校(佐藤清雄校長、児童808人)で29日、「ゆりのき論語集会」が行われた。6年3組の児童たちが、旧庄内藩校・致道館に伝わる「庄内論語」について発表し、論語の一節を全校児童と一緒に大きな声で読み上げた。

 同校は毎週金曜日の朝、「論語」の一節を校内放送で流し、放送とともに全校での素読や暗唱に取り組んでいる。

 また、毎週水曜日に行っている全校朝会で、本年度から6年生の各クラスが発表する際に「ゆりのき論語集会」と題し、庄内で学ばれ独自の解釈が加えられた「庄内論語」の紹介、論語の一節の読み上げなどを全校児童の前で行う。2010年の創立35周年に合わせ「家庭で守りたい大切なこと」などを児童やPTAが一緒に17条にまとめた「ゆりのき憲章」についても説明する。

 6年生が発表する「ゆりのき論語集会」は今回が1回目で、6年3組の32人が発表を担当した。クラス全員でステージに立ち、致道館と庄内論語について説明。論語の一節「子曰く 君子は上達す。小人は下達す」(し のたまわく くんしは しょうたつす。しょうじんは かたつす)について、意味を解説した。最後に全校児童で声高らかに同じ一節を読み上げた。

 6年3組の菅原遥彦君(11)は「児童全員で大きな声を出し、論語を読めたので良かった」、畑中萌さん(12)は「転校してきたばかりなので、これから庄内論語を一生懸命勉強したい」と話していた。

 同校の「ゆりのき論語集会」は年間4回開催される予定。

6年3組の児童たちがステージで庄内論語の一節について解説した
6年3組の児童たちがステージで庄内論語の一節について解説した


2013年(平成25年) 5月30日(木)付紙面より

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スポーツで爽やかな汗 住民参加率競うチャレンジデー 木更津市と対戦、各地で健康づくり

 木更津市には負けられません―。人口規模が似ている自治体同士で住民のスポーツ参加率を競う「チャレンジデー」が29日、全国101自治体の参加で実施された。初参加で、千葉県木更津市と対戦する鶴岡市ではこの日、午前6時から各地でオープニングイベントが行われるなど、町内会や企業、学校、愛好者グループなどさまざまな単位で市民がスポーツや運動に取り組んだ。主催者の笹川スポーツ財団(東京)から小野清子理事長も駆け付け市民にエールを送った。

 チャレンジデーは、住民の健康増進や体力づくりを目的に1983年にカナダで初めて行われ、日本では93年から普及活動が進む国際的スポーツイベント。29日午前0時から午後9時までの21時間に、15分間以上の運動・スポーツを続けて行った住民の参加率を競い合う。今年は全国36都道府県の計101市町村が参加し、うち初参加は22市町村。鶴岡市は県内唯一の参戦となった。

 ごみ拾いとウオーキングを兼ねたオープニングイベントは市内6地域ごとに行われた。このうち鶴岡公園であったイベントには市民約80人が参加。榎本政規市長が「120を超える団体がチャレンジしてくれる。これをきっかけに市民の健康づくりの輪が広がることを期待する」とあいさつ。東京五輪女子体操団体銅メダリストで母方の実家が鶴岡にある小野理事長は「鶴岡が参加してくれてとてもうれしい。このイベントは自分にチャレンジするもの。工夫を凝らし楽しみながら体を動かして」と応援した。

 参加者は小雨の中、ラジオ体操、ストレッチの後、ごみ袋を手に公園内を約20分間ウオーキング。夫婦で参加した同市山王町の富樫誠輔さん(66)、美知子さん(64)は「鶴岡公園を毎日散歩し、運動は継続することが大切だと実感している。多くの市民が参加して木更津に勝てるといいですね」と話した。木更津市は2年連続参加で、前回は参加率51%で岩手県奥州市に勝利した。

 チャレンジデーには、鶴岡東高校1年生や鶴岡中央工業団地の企業などもそれぞれの周辺のごみ拾いとウオーキングなどの形で参加。市スポーツ課によると同日正午までに、4656人の参加報告があった。報告は29日午後9時まで通話無料電話0800(800)8215で受け付け。

オープニングイベントのラジオ体操で体をほぐす市民=鶴岡公園
オープニングイベントのラジオ体操で体をほぐす市民=鶴岡公園



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