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2013年(平成25年) 6月11日(火)付紙面より

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「歯と口の健康」普及へ 酒田6会場で無料健診

 酒田地区歯科医師会(土門宏樹会長)は9日、酒田市と遊佐町の計6会場で恒例の「歯の無料健診」を行った。

 「歯と口の健康週間」(6月4?10日)にちなむ行事。歯の公衆衛生活動を通して、地域住民の歯科衛生思想の普及と向上を図っている。本年度も、旧市内2カ所と旧3町、遊佐町各1カ所で、歯科健診や歯科相談、咬合力(こうごうりょく)(かみ合わせの力)測定、歯磨き指導、フッ素塗布という内容で、午前9時から正午まで実施した。かみ合わせの力を測るのは、弱いと歯周病の疑いがあり、強過ぎると歯に良くないためという。

 このうち、酒田市民健康センターには開始から1時間余りで家族連れら約250人が来場。歯科医師の前で大きく口を開け、虫歯や歯周病などの有無を確認してもらったり、専用の機器をくわえてフッ素塗布を受けたりした。

 学校と幼稚園からのプリントでこの催しを知り、長女の玲奈さん(7)=松陵小2年=と長男の快士(かいじ)君(5)=淨徳幼稚園年長=を連れて初めて訪れた渡部香澄さん(31)=住吉町=は、「この健診は、歯が悪くならないうちに歯医者さんに見てもらうことの大事さを教えてくれる。とてもいい行事と思う」と話していた。 

「はい、あーんして」。酒田地区歯科医師会が無料で地域住民の歯を健診した=酒田市民健康センター
「はい、あーんして」。酒田地区歯科医師会が無料で地域住民の歯を健診した=酒田市民健康センター


2013年(平成25年) 6月11日(火)付紙面より

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時の大切さ学ぶ 常念寺保育園 大時計を見学

 「時の記念日」の10日、鶴岡市睦町の常念寺保育園(佐藤律子園長、園児139人)の子供たちが近くの常念寺を訪れ、130年以上にわたり時を刻み続けている大時計を見学し、時の大切さを学んだ。

 常念寺の時計は1880(明治13)年に製作され、翌81年に旧田川郡役所(現在は致道博物館敷地内)の時計塔に設置された。しかし、強風時には分銅が止まることが相次ぎ82年、時の梵鐘を衝いていた常念寺に払い下げられた。塔時計としては国内最古で、現存するものとしては唯一。文字盤の直径は約1メートル。

 この日は園児約130人が訪問。同園の渡邊成孝理事長から「ここに来て131歳の時計です。時は命と同じように、目には見えないが大切なもの。感じることが大事。時間を大切に過ごして」という話を聞いた。また、保育士が手製の時計の針を動かし「12時は何の時間?」「3時は?」と尋ねると、園児たちは「お昼ご飯」「おやつ」などと元気に答え、時間と暮らしについて学んだ。

 園児たちは全員で「かちこちこっちん、お時計さん…」と「とけいのうた」を歌った後、ゆっくりと振り子が動く大時計の内部を見せてもらい、「すごーい」とはしゃいでいた。

 渡邊理事長によると、大時計は現在も週2回ほどねじを巻き、元気に時を刻み続けている。ずれは1週間で5分ほどと、古い時計のわりには正確という。

「時の記念日」にちなみ、大時計を見学した常念寺保育園の園児たち
「時の記念日」にちなみ、大時計を見学した常念寺保育園の園児たち



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