2013年(平成25年) 6月14日(金)付紙面より
ツイート
新しいブランコをありがとう―。鶴岡市山田の建設業、日栄産業(長谷川文雄社長)が地域貢献の一環で、地元の山田生活改善センターの広場にブランコ1基を寄付し、設置した。
以前からあったブランコが古くなり、支柱の接合部分が傷むなどしたため、地元住民らが5月初めに同社に修理を依頼。同社が点検したところ支柱もさびていたため、「日頃お世話になっている地域へ少しでも貢献できれば」(長谷川社長)と、ブランコを新調して寄付することにした。
同社の住宅部が担当し、購入したブランコを先月末に設置。子供たちが新しいブランコで遊んでいる。長谷川社長は「お世話になっている地域のために、何かしらの役に立てればと考えた。子供たちが喜んでくれているのが、何よりもうれしい」と話していた。
2013年(平成25年) 6月14日(金)付紙面より
ツイート
鶴岡市街地などの桜の管理・保全に取り組むボランティア団体「つるおか桜守プロジェクト」の桜の保全体験学習会が13日、同市の内川ほっとパークで開かれた。近くの鶴岡幼稚園(本間重二園長)の園児たちが、肥料やりや枯れかけた枝の伐採などを体験し、桜の保全について学んだ。
春にきれいな花を咲かせる桜を子供たちからも大事にしてもらい、環境保全などについて学んでもらおうと、同プロジェクトが今回初めて企画。年長組の61人が参加した。初めに同プロジェクトメンバーの佐藤功さんから「鶴岡の桜はとてもきれいに咲きますが管理が大変。元気に育つよう、みんなで肥料をあげましょう」など説明を聞いた。
続いて、高所の枯れかけた枝を長いのこぎりで切り落とし、薬剤を塗る作業を行い、園児たちからも体験してもらった。その後、分散して公園内にあるソメイヨシノとヤマザクラ、シダレザクラ合わせて29本のうち10本に肥料をやった。
園児たちは、プロジェクトメンバーがあらかじめ木の根元に掘っておいた穴へ肥料を入れ、その上から土をかぶせた。鈴木杏奈ちゃん(5)は「肥料をあげるのは楽しかった。来年の春になったら花見に来たい」と話していた。