2024年11月27日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2013年(平成25年) 7月28日(日)付紙面より

ツイート

致道館文化を体感 鶴岡 市民講座で論語素読挑戦

 鶴岡市の小学生や一般を対象にした「致道館文化の学習・論語素読体験講座」が27日、同市の国指定史跡旧庄内藩校致道館で始まった。29日までの3日間、地元の小学生たちが論語の素読に挑戦する。

 致道館の教育方針である「天性重視・個性伸長」や「自学自習」などを重んじ、同市の教育風土を形作る学びの精神を広く市民に知ってもらおうと開催。昨年度までは市教委が主催し、本年度からは史跡の指定管理者となった致道博物館が主催する。体験講座には同市の小学生11人と一般9人が申し込んだ。

 初日の27日は開講式が行われた後、致道館文化振興会議の細井功会長と統括文化財保護指導員の富樫恒文さんが講師となって庄内論語の素読などを行った。

 参加者たちは皆姿勢を正し畳の間に正座。講師に続くように「子曰(のたまわ)く。学んで而(しこう)してこれを時習(じしゅう)す」などと庄内独特の読み方で素読した。昨年に続いて参加したという朝暘一小4年の阿部百桃さん(9)は「論語の素読が楽しかったので今年も挑戦した。難しい漢字がたくさんあるけど今年も頑張りたい」と話した。

 28、29日は庄内論語の素読、致道館文化の学習などを行う予定。

庄内論語の素読に挑戦する子供たち
庄内論語の素読に挑戦する子供たち


2013年(平成25年) 7月28日(日)付紙面より

ツイート

波間に歓声響く マリア幼稚園伝統の海浜保育

 夏休みに突入し、海水浴シーズンが本番を迎えた。雨続きで天候不順が続いている中、晴れ間を見せ真夏日となった26日、各海水浴場では子供たちの歓声が響いた。

 鶴岡市の湯野浜海水浴場では、同市のマリア幼稚園(スリ・ワルヨ園長)年長児の海浜保育が行われた。地元の自然の中で心身を育む同園の伝統行事。年長児37人と教員と保護者ら計約60人が参加した。

 準備体操で体をほぐした後、園児たちは教員や保護者と手をつなぎながら波打ち際へ。膝上の高さまで打ち寄せる波の迫力に歓声を上げたり、怖がったりしながら海に入った。海中でみんなで輪を作って回ったり、教員らのサポートを受けながらばた足泳ぎに挑戦。砂遊びを楽しみ、地元の海に親しんだ。全身を砂だらけにしていた佐藤千理君(5)は「口がしょっぱい。貝殻見つけたよ」とはしゃいでいた。

海浜保育で海に親しむマリア幼稚園の年長児たち=湯野浜海水浴場
海浜保育で海に親しむマリア幼稚園の年長児たち=湯野浜海水浴場



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field