2013年(平成25年) 7月6日(土)付紙面より
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鶴岡・ラフォア友好協会(勝木正人会長)が、鶴岡市の友好都市のニューカレドニア・ラフォア市に中学生を派遣する親善訪問団の結団式が3日、市中央公民館で開かれ、派遣される市内の中学2―3年生12人が「文化の違いを学んできたい」など決意を発表した。
親善訪問団は今月29日から来月6日まで8泊9日の日程で、南太平洋の仏領ニューカレドニアを訪れ、ラフォアの家庭にホームステイしながら現地の文化に触れ、同年代の子供たちと交流を深める。訪問団には勝木会長や引率の教師、市職員ら5人が同行する。派遣事業の公募には17人が応募し、12人が選ばれた。ラフォアへの派遣は隔年で実施され、今回が9回目となる。
結団式には派遣される中学生と保護者らが出席。訪問団長となる勝木会長が「ホームステイでは家族の一員として積極的に手伝いをしてほしい。いろんな経験ができ、きっと成長できるはず」とあいさつ。榎本政規市長が「鶴岡の中学生たちの代表ということを自覚して鶴岡の良さをPRし、楽しみながら異文化を貪欲に学んできてほしい」と激励した。
派遣される中学生たちは「海外に行くのは初めて。外国の文化を学んできたい」「いろんなことを経験して、自分の将来に役立てたい」「ラフォアの人たちに鶴岡のことをたくさん伝えたい」など訪問への決意を発表した。今後、事前研修でフランス語の簡単な会話などを学び派遣に臨む。
2013年(平成25年) 7月6日(土)付紙面より
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鶴岡市の加茂水産高(長谷川賢校長、生徒172人)恒例の「カッターレース大会」が5日、加茂港で行われ、生徒らが熱戦を繰り広げた。
大会は、同校の創立記念日(7月5日)に合わせて毎年行われている伝統行事で、地域住民に広く親しまれている。今年は1―3年生の各クラスと教職員などから計7チームが参加。レースは、全長約9メートルのカッターにこぎ手12人や艇指揮など計15人が乗り込み、海上のブイを往復する約300メートルのコースで実施。各チーム2回行い、合計タイムを競った。
スタートの号砲とともに各艇のこぎ手たちは、艇指揮の「いーち、にーい」の掛け声に合わせてチームワークを発揮。雨が降る天候にも負けず、生徒たちはゴールを目指し、力強くオールをこいだ。
海洋資源科3年の伊藤暢人君(17)は「3年目だけあって、全員の息がぴったり合った。練習より早いタイムを出せてうれしい」と満足げな笑顔を見せた。