2024年11月27日 水曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2013年(平成25年) 7月9日(火)付紙面より

ツイート

科学する心、創造する心を チャレンジものづくり塾始まる

 酒田市教育委員会の「チャレンジものづくり塾」開講式が6日、市総合文化センターで行われた。市内の児童・生徒計35人が参加。式終了後、早速A、B2コースに分かれてロボットの組み立て作業に入った。

 クオーツ式腕時計を世界で初めて開発し、日本の精密機械工業の礎を築いた技術者で同市名誉市民の中村恒也さん(90)=長野県諏訪市=から贈られた寄付金5000万円で酒田市が2004年に「中村ものづくり基金」を創設。同塾は、基金を活用した「中村ものづくり事業」の一環として05年から毎年開講しており、市内の小学5年生から中学2年生までが、ものづくりの楽しさを体験している。

 開講式では、市教委の斎藤要一学校教育課長が「自分で手を動かし、頭を使ってものをつくり出す楽しさを感じてほしい」、実行委員長の樋渡善松山小校長が「これからの日本をつくり上げるのは皆さん。この塾で科学する心、創造する力を養ってほしい。期待している」とあいさつ。

 講師らが紹介された後、塾生たちは、引かれた線を感知しながら進む「移動ロボット」を作るAコースと、ピンポン玉をすくいゴールに入れた数を競う「3モーターリモコンロボット」製作のBコースに分かれて作業開始。Bコース参加の23人は、道具を使う際の注意などを聞いた後、最初の工程「ギヤボックス組み立て」に取り組んだ。

 昨年は移動ロボット作りに挑戦したという青塚裕己君(12)=港南小6年=は「移動ロボットは少し地味。リモコンロボットは自分で操作できるので、面白そう。出来上がるのが楽しみ」と話していた。

 塾生たちは全8回のカリキュラムを通してロボットを完成。来年2月15日の最終日に開かれるコンテストで、成果を披露する。

3モーターリモコンロボット製作の第1弾でギヤボックスの組み立てを行うBコース参加の塾生たち
3モーターリモコンロボット製作の第1弾でギヤボックスの組み立てを行うBコース参加の塾生たち


2013年(平成25年) 7月9日(火)付紙面より

ツイート

内川沿いなどきれいに 市民1500人超が清掃活動

 県民河川・海岸愛護デーの7日、県内各地の河川などで清掃活動が繰り広げられ、市民が草刈りやごみ拾いに汗を流した。

 活動は、「きれいな川で住みよいふるさと運動」の一環として、県や各市町村が実施。毎年7月の第1日曜日を河川愛護デーと定めている。

 このうち、鶴岡市街地では、内川沿いの27町内会や河川愛護団体、ロータリークラブやライオンズクラブなどから約1000人が参加。坂本橋周辺(日枝)から内川橋(宝町)まで5キロほどを清掃した。

 作業は午前6時から開始。参加者たちはごみ袋を片手に空き缶などを拾ったり、鎌で雑草を刈り取るなどし、約2時間にわたって汗を流した。毎年参加しているという60代の男性は「路上のごみは年々減っているように感じる。清掃活動に汗を流すとすがすがしい」と話していた。

 一方、鶴岡「小さな親切」の会(会長・國井英夫荘内銀行頭取)も同日、クリーン作戦を展開。会員事業所などから約560人が参加し、鶴岡公園周辺で清掃活動を行った。

内川沿いの清掃活動に取り組む市民=鶴岡市泉町
内川沿いの清掃活動に取り組む市民=鶴岡市泉町



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field