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2013年(平成25年) 7月9日(火)付紙面より

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科学する心、創造する心を チャレンジものづくり塾始まる

 酒田市教育委員会の「チャレンジものづくり塾」開講式が6日、市総合文化センターで行われた。市内の児童・生徒計35人が参加。式終了後、早速A、B2コースに分かれてロボットの組み立て作業に入った。

 クオーツ式腕時計を世界で初めて開発し、日本の精密機械工業の礎を築いた技術者で同市名誉市民の中村恒也さん(90)=長野県諏訪市=から贈られた寄付金5000万円で酒田市が2004年に「中村ものづくり基金」を創設。同塾は、基金を活用した「中村ものづくり事業」の一環として05年から毎年開講しており、市内の小学5年生から中学2年生までが、ものづくりの楽しさを体験している。

 開講式では、市教委の斎藤要一学校教育課長が「自分で手を動かし、頭を使ってものをつくり出す楽しさを感じてほしい」、実行委員長の樋渡善松山小校長が「これからの日本をつくり上げるのは皆さん。この塾で科学する心、創造する力を養ってほしい。期待している」とあいさつ。

 講師らが紹介された後、塾生たちは、引かれた線を感知しながら進む「移動ロボット」を作るAコースと、ピンポン玉をすくいゴールに入れた数を競う「3モーターリモコンロボット」製作のBコースに分かれて作業開始。Bコース参加の23人は、道具を使う際の注意などを聞いた後、最初の工程「ギヤボックス組み立て」に取り組んだ。

 昨年は移動ロボット作りに挑戦したという青塚裕己君(12)=港南小6年=は「移動ロボットは少し地味。リモコンロボットは自分で操作できるので、面白そう。出来上がるのが楽しみ」と話していた。

 塾生たちは全8回のカリキュラムを通してロボットを完成。来年2月15日の最終日に開かれるコンテストで、成果を披露する。

3モーターリモコンロボット製作の第1弾でギヤボックスの組み立てを行うBコース参加の塾生たち
3モーターリモコンロボット製作の第1弾でギヤボックスの組み立てを行うBコース参加の塾生たち


2013年(平成25年) 7月9日(火)付紙面より

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内川沿いなどきれいに 市民1500人超が清掃活動

 県民河川・海岸愛護デーの7日、県内各地の河川などで清掃活動が繰り広げられ、市民が草刈りやごみ拾いに汗を流した。

 活動は、「きれいな川で住みよいふるさと運動」の一環として、県や各市町村が実施。毎年7月の第1日曜日を河川愛護デーと定めている。

 このうち、鶴岡市街地では、内川沿いの27町内会や河川愛護団体、ロータリークラブやライオンズクラブなどから約1000人が参加。坂本橋周辺(日枝)から内川橋(宝町)まで5キロほどを清掃した。

 作業は午前6時から開始。参加者たちはごみ袋を片手に空き缶などを拾ったり、鎌で雑草を刈り取るなどし、約2時間にわたって汗を流した。毎年参加しているという60代の男性は「路上のごみは年々減っているように感じる。清掃活動に汗を流すとすがすがしい」と話していた。

 一方、鶴岡「小さな親切」の会(会長・國井英夫荘内銀行頭取)も同日、クリーン作戦を展開。会員事業所などから約560人が参加し、鶴岡公園周辺で清掃活動を行った。

内川沿いの清掃活動に取り組む市民=鶴岡市泉町
内川沿いの清掃活動に取り組む市民=鶴岡市泉町



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