2013年(平成25年) 8月14日(水)付紙面より
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県内のトップを切って12日、夏の成人式が鶴岡市藤島公民館で行われ、藤島地域の新成人たちが大人とし生きる決意を新たにした。
対象は1992(平成4)年4月2日から93年4月1日までに生まれた人。藤島地域の対象者は108人で、この日は地域外在住者を含め新成人約90人と保護者、小中学校時代の恩師や地域の住民代表らの来賓約40人、合わせて約130人が出席した。
榎本政規市長は式辞で「少子高齢化など厳しい社会情勢の中、困難に直面することがあるかもしれない。仲間と力を合わせ、柔軟な発想と行動力で新たな時代を切り開いて」と激励。阿部昇司県議、野村廣登市議会議長が「地域に新しい息吹を吹き込んで」など祝辞を述べた。
市民憲章唱和に続き、新成人を代表して池田樹生さん(21)=谷地興屋、会社員=が「先輩たちがつくってきた社会的、文化的資産の全てをしっかりと学び、自己に課せられた責任と権利と義務を遂行し、より良い社会づくりに貢献したい」と誓いの言葉を述べた。若人の歌として新成人全員で「翼をください」を声高らかに歌った。
式典後は全員で恩師を囲み記念撮影。華やかなドレスやスーツに身を包んだ新成人たちは久しぶりの再会を喜び、近況を語り合っていた。
庄内地方の成人式は今後、14日に鶴岡市櫛引、朝日の2地域、15日には同市羽黒、温海の2地域と庄内、三川の2町で実施する。鶴岡市鶴岡地域と酒田市、遊佐町は1月に実施済み。
2013年(平成25年) 8月14日(水)付紙面より
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酒田市升田の玉簾(たますだれ)の滝で12日、夜間のライトアップが始まった。19日までの毎晩、強力なライトが壮大な滝の姿を照らし出す。
玉簾の滝は落差63メートル、幅5メートル。弘法大師が命名したと伝えられており、かつては山岳宗教の修験場だった。現在は同市八幡地域を代表する観光スポットとなっている。ライトアップは、升田地区の魅力を広くPRしようと、地元有志が大型連休中とお盆期間中、厳冬期の年3回取り組んでいる。
夕闇が過ぎて辺りが漆黒の闇に包まれると、強力なライトで照らし出された滝と周辺の木々だけが淡く浮かび上がり、一帯は幻想的な光景に。初日夜は涼を求める行楽客が三々五々訪れ、滝をバックに写真を撮るなど日中の暑さを忘れて壮大な姿を堪能していた。
ライトアップは19日まで毎晩、日没から午後10時ごろまで行われる。