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2013年(平成25年) 8月17日(土)付紙面より

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夢中で魚追い笑顔 大鳥川フェスタ

 鶴岡市大鳥地区の自然に触れる「大鳥川フェスタ」が16日、タキタロウ館周辺で行われた。大勢の家族連れが訪れ、魚のつかみ捕りなどを通して大自然を楽しんだ。

 大鳥観光協会とタキタロウ館などでつくる実行委員会(工藤朝男委員長)が、お盆を古里で過ごす帰省客に大鳥の自然を楽しんでもらおうと、2000年から毎年この時期に実施している。

 14回目となる今回は地元庄内をはじめ宮城、千葉、東京、栃木などから大勢の家族連れが参加。メーンの魚のつかみ捕り、恒例の流しそばや山菜汁の食べ放題が行われたほか、今年は本物の雪を使って作られたすべり台も登場した。

 魚のつかみ捕りは、同館前の大鳥川の一角に約700匹のニジマスとイワナを放流して行われた。強い日差しにも負けず、子どもたちはわれ先に川へ入り、逃げる魚を追い掛けた。会場には子どもたちの「こっちにいっぱいいる!」「捕まえたよ」などの元気な声が響いた。

 栃木県から家族や親戚と遊びに来た春山優衣さん(11)は「魚はぬるぬるして捕まえるのは難しかった」と話した。家族と酒田市から参加した鈴木崚太君(5)は「岩の下にいたのを捕まえた。楽しかった」と笑顔を見せた。

 捕まえた魚はその場でさばいて塩焼きした。また、全長約15メートルの流しそばや山菜汁の食べ放題も楽しんだ。

子どもたちが夢中で魚を追い掛けた
子どもたちが夢中で魚を追い掛けた


2013年(平成25年) 8月17日(土)付紙面より

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黄色のじゅうたん広がる 羽黒町川代「月山高原ひまわり畑」

 鶴岡市羽黒町川代の「月山高原ひまわり畑」で、ヒマワリがきれいな花を咲かせている。辺り一面に黄色のじゅうたんが広がり、訪れた人たちを楽しませている。

 地元農家でつくるグループ「ハグロファーム」(齋藤力代表)が2010年、国の耕作放棄地再生利用緊急対策事業を活用して整備。かつて荒れ地だった所を畑地に変え、ヒマワリ畑として開放している。

 ヒマワリ畑の広さは約6ヘクタール。今年は7月に続いた雨の影響で背丈が少し小さくなった所もあるというが、たくさんの花が咲き誇っている。

 青空が広がった15日は5、6割ほどが咲き、今週末に満開を迎える見込み。同グループでは「毎年楽しみにしてくれる人がいてありがたい」としている。

 現地では、18日午後1時半から「ひまわり祭り」が行われる。ビールや冷たい飲み物、同グループが育てたコンニャクイモを加工したつまみなどが販売されるほか、地元住民によるバンド演奏も披露される。問い合わせは羽黒町観光協会=電0235(62)2500=へ。

ヒマワリがきれいな花を咲かせている=15日、月山高原ひまわり畑
ヒマワリがきれいな花を咲かせている=15日、月山高原ひまわり畑



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