2013年(平成25年) 8月4日(日)付紙面より
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鶴岡市馬場町の鶴岡信用金庫(加藤捷男理事長)本部で2日、子供たちを対象にした「マネースクール」が開かれ、職員の案内で店舗内の仕事を見学したり、お札の数え方、計画的に使う大切さなどを学んだ。
地域の将来を担う子供たちを対象に、金融への関心を持ってもらおうと同信金が毎年、夏休み中に実施している。今年は小学1年生から中学1年生まで児童・生徒20人と保護者3人が参加した。
初めに本店営業部で、現金を収納する機器類や自動貸金庫などを見学。その後、本部棟の1室に移動し、模擬紙幣1億円(重さ約10キロ)と、ペットボトル2リットル5本がそれぞれ入ったジュラルミンケースを手に持って比較し、「おもーい」などと歓声を上げた。
また、模擬紙幣を使ってお札の数え方を習い、枚数(32枚)を伏せた束を全員に配り、何枚だったかを当てるクイズに挑戦した。職員の講話で、無計画に借金を重ねる怖さや、お金は計画的にためて使い、子供の頃からお小遣い帳を付けて訓練しておく大切さなどを習った。
子供たちにはお小遣い帳や紙製貯金箱などがプレゼントされた。
2013年(平成25年) 8月4日(日)付紙面より
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三川町青山の青龍寺川で3日、恒例となった「フェスティバルざっこしめ」が行われ、町内の子供たちが放流されたヤマメを追って水しぶきと歓声を上げた。
郷土を潤し豊かな恵みをもたらしてくれる川に親しもうと、町公民館(成田弘館長)の主催、町青少年育成推進協議会(野澤伸治会長)の主管で1990年から毎年この時期に実施している。
24回目の今年は、網で仕切った青龍寺川の約50メートル区間と、岸辺に設けたいけすに、県水産振興協会内水面水産センター(遊佐町吉出)から運ばれたヤマメ計約100キロが放流された。
小学校の低学年と高学年、幼児に分かれ、一斉にざっこしめがスタート。子供たちは「いた」「こっち」など歓声を上げ、尻もちをついて全身びしょぬれになるのも構わず、夢中になって追い掛けた。両手でがっちりと捕まえると、「やったー」と満面の笑みで岸辺の親に見せる子もいた。
みかわ保育園年長組の船戸快莉君(5)は「5匹捕まえた。楽しかった。家に持って帰って、焼いて食べる」、東郷小6年の佐藤千宙君(12)は「初めてだった去年は全然捕れず悔しかったけど、今年は6匹も捕れ、とてもうれしい」と話した。