2013年(平成25年) 8月6日(火)付紙面より
ツイート
実験やものづくりを通して科学の楽しさを学ぶ「科学フェスタ」が4日、鶴岡工業高等専門学校(加藤靖校長)で開かれ、訪れた小中学生たちが実験や工作に挑戦した。
子どもたちの理科離れを食い止めるとともにものづくりの楽しさを知ってもらおうと同校が主催し、田川学校教育研究会理科部会と市教育委員会が共催した。科学フェスタは1999年から毎年この時期に行っている。今回で15回目。
この日は午前中から同市の小中学生を中心に親子連れなどが大勢集まり会場を埋めた。会場には27種類の実験・工作ブースが用意され、子どもたちがスライムや化石のレプリカ作り、ロボットアームの操作やブラックライトを使った実験などに挑戦した。
このうち乾電池と磁石を使ってリング状にした電線を回転させる「くるくる回る電線リング!」では、子どもたちが見本を参考にしながら電線を曲げた。電線リング作りに挑戦した柴崎翔くん(7)=朝暘第四小1年=は「電線を曲げるのは少し難しかったけど、回ったときはびっくりしてうれしかった」と笑顔で話した。
2013年(平成25年) 8月6日(火)付紙面より
ツイート
酒田港まつりのメーンイベント「酒田花火ショー」が3日夜、酒田市の最上川河川敷で開かれた。1万2000発もの花火が港都の夜空を華麗に彩り、河川敷に詰め掛けた見物客の目と耳を楽しませた。
今年のテーマは「出羽の国燦々(さんさん)」。水上・空中スターマインの同時打ち上げ、日本最大級の展開幅約2キロをフルに使った空中ナイアガラ、県内外の有名花火師による競演などが行われた。
午後7時半、出羽国府跡(城輪柵)で採火された火を使って打ち上げられた花火が満天を彩り開幕。2キロという打ち上げ幅を最大限に生かし、パノラマ状に広がる光の大輪、迫力あるごう音が河川敷を包み込んだ。
川面を渡る風が心地よい絶好の「花火日和」となる中、河川敷を埋めた家族連れら見物客は、うちわをあおぎながら次々と夜空を染める大輪に見入っていた。