2024年12月12日 木曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2013年(平成25年) 9月21日(土)付紙面より

ツイート

死亡事故ゼロへ各地域一丸 鶴岡・庄内両地区 秋の県民運動前に出発式

 「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動基本に掲げた秋の交通安全県民運動が21日、県下一斉に始まる。30日まで、庄内地方でも3警察署と交通安全団体などが啓発活動を展開する。スタートを前に20日午前、鶴岡、庄内両地区で出発式が行われた。

 運動の重点は▽夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止▽全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽飲酒運転の根絶▽道路横断時・交差点における交通事故防止―の4点。

 鶴岡地区の出発式は午前10時から鶴岡市の藤島体育館で行われ、関係者約200人が参加した。中野新鶴岡地区交通安全協会長は「死亡事故ゼロを目指して共に頑張っていこう」、相馬諭鶴岡警察署長は「事故の増加が懸念される時期。より一層の注意を」とそれぞれあいさつ。来賓祝辞に続き、藤島こりす保育園の園児約35人が音楽に合わせてかわいらしい踊りを披露。その後、パトカーや広報車が体育館を出発し、県民運動の開始を告知した。

 庄内地区の出発式は午前9時から庄内町役場西庁舎駐車場で行われ、関係者約120人が参加。奥山賢一副町長は「交通事故で悲しむ町民を出さないよう啓発活動をお願いしたい」とあいさつ、遠藤俊悦庄内署長、齋藤君夫庄内地区交通安全協会長らが祝辞を述べた。

 同地区安全運転管理者連絡協議会の渡部晃副会長ら町民4人が「他の模範となる運転をする」などと交通安全宣言を読み上げ。終了後、白バイを先頭にパトカーや青パトなど計25台がパレードした。

保育園児たちがかわいらしい踊りを披露した出発式=鶴岡地区
保育園児たちがかわいらしい踊りを披露した出発式=鶴岡地区


2013年(平成25年) 9月21日(土)付紙面より

ツイート

名月と雅楽 心行くまで 荘内神社「観月祭」

 月見と雅楽を楽しむ「観月祭」が19日、鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で行われた。たくさんの人が同神社を訪れ、幻想的な雰囲気の中で満月を見上げた。

 観月祭は中秋の名月をめでながら管弦の音色や舞を楽しんでもらおうと、県内の神主や雅楽会でつくる山形県祭祀楽研修会(武田忠徳会長)が主催し、毎年この時期に県内の神社で行われている。荘内神社で行われるのは今回が初めて。

 初めに石原宮司が「日本人は自然に対して感謝や畏敬の念を抱いてきた民族。今日は秋の移ろいを感じて楽しんでください」とあいさつ。同研修会のメンバー24人が管弦「太食調・合歓塩」を演奏すると、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。その後参加者がみんなで「証城寺の狸(たぬき)囃子(ばやし)」と「十五夜お月さん」を歌った。続いて女性による舞の神楽「豊栄舞」と「浦安の舞」、男性の舞の舞楽「陵王」の演舞、最後に管弦「太食調・長慶子」の演奏が行われ、演奏や演舞が終わるたび会場からは大きな拍手が送られた。

 この日は、庄内一円をはじめ米沢市や県外から約200人が訪れた。鶴岡市の山口正輝さん(56)は「初めて雅楽を見た。とても感動した。和楽器の素晴らしさを感じ、こんなに良いものがあるとは」と感想を話していた。

訪れた人たちが子どもたちによる豊栄の舞に見入った
訪れた人たちが子どもたちによる豊栄の舞に見入った



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field