2014年(平成26年) 3月18日(火)付紙面より
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鶴岡市立朝暘第四小学校(矢口研一校長、児童527人)で17日、閉校式と校舎お別れ会が行われた。新年度から湯田川、田川の両校と統合し新朝四小としての出発を目前に、児童や教職員が思い出多い校舎に感謝の気持ちを込めて別れを告げた。
朝四小は1907(明治40)年、朝暘学校八日町分校を経て鶴岡第四尋常小として設立し、106年の歴史と伝統を持つ。2012年度に湯田川、田川の両校との統合が決定。校舎は現在の陽光町から柳田へ移転新築し、4月に開校する。
閉校式には全校児童と教職員、歴代校長など来賓、保護者合わせて600人余りが出席。榎本政規鶴岡市長が「新生朝四小の新たな伝統が始まるとともに、児童の皆さんが勉強やスポーツでさらに心身を鍛え、豊かに成長していくことを期待する」と式辞。続いて矢口校長が「閉校を迎えたが、これは新しい出発。湯田川、田川、朝四小の良さを調和し、新しい歴史と伝統をつくろう」とあいさつした。
児童代表の豊田大貴君(6年)が「6年間1回も休まず、たくさんの思い出をつくった校舎がなくなるのはさみしい。在校生の皆さんは106年の歴史に誇りを持ち、頑張ってほしい。ありがとう、朝暘第四小学校」と感謝の言葉を述べた。
その後、高らかに校歌を合唱。また、お別れ会では朝四小106年の歩みをDVDで観賞した後、4年生が伝統のよさこい「暁薫らん」を披露した。