2014年(平成26年) 3月18日(火)付紙面より
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日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の整備について子供たちからも理解を深めてもらうイベント「学ぼう遊ぼう なるほど!ザ・ロード」が16日、鶴岡市小真木原総合体育館で開かれた。親子連れが日沿道に関するクイズや塗り絵を通して高速道路整備と日沿道の早期開通の重要性を学んだ。
鶴岡青年会議所(JC、今間智寛理事長)が3月公開例会として開催した。日沿道の新潟―山形、山形―秋田両県境区間が本年度、新規に事業化が決定し全線開通に向け大きく前進したことを知ってもらい、早期完成を目指し鶴岡JC主管で今年10月に同市で開催予定の「日本海夕陽(ゆうひ)ラインシンポジウム」の周知を兼ねて企画。鶴岡、酒田市から約100人が参加した。
今間理事長が「日沿道の重要性を考え、早期全線開通に向けた願いをみんなで発信していこう」とあいさつ。鶴岡JCメンバーが作成した日沿道に関するビデオを上映し、観光や物流、医療面での効果を紹介。黒いマントを羽織った「怪盗ドーロン」が登場し、「新潟から青森まで続く日沿道の全長は何キロでしょう」などのクイズで理解を深めた。
引き続き、塗り絵や電動立ち乗り二輪車「セグウェイ」試乗体験、ミニ四駆を走らせる体験があった。10月のシンポジウムの会場に展示予定の塗り絵は、高速道路がつながることをテーマにしたもので、縦約1・6メートル、横約3・2メートルの大きさ。6分割されたパネルに子供たちが水彩絵の具で色を塗り完成させた。