2014年(平成26年) 3月19日(水)付紙面より
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庄内地方の小学校71校で18日、卒業証書授与式が行われた。卒業生がこれまでの思い出を胸に学びやを巣立った。
庄内教育事務所によると、庄内地方の小学校80校のうち、16日が3校、17日が1校、18日が71校で卒業式が行われ、19日までに全ての小学校で卒業式が行われる。
このうち、鶴岡市立朝暘第五小学校(竹内裕一郎校長、児童403人)では、真新しい中学の制服に身を包んだ卒業生76人が出席。竹内校長が一人一人に卒業証書を手渡し、「素晴らしい地域で育ったこと、五小で学んだことを忘れずに自分らしさを大切にしながら自分の未来を切り開いてください」とはなむけの言葉を送った。
続いて卒業生たちが「別れの言葉」としてこれまでの学校生活を振り返り、「五小で学んだことを胸に心豊かな中学生になる」「希望を持って中学へ進む」「思い出と感謝を胸に巣立ちます」と誓い、声を合わせて「最後のチャイム」を歌った。
式終了後、感動で涙ぐむ児童や晴れやかな笑顔の卒業生たちが退場すると、在校生や来賓、保護者たちから温かい拍手が送られた。