2014年(平成26年) 7月16日(水)付紙面より
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酒田市の十坂小学校(安藤宏和校長)で14日、同校5年生を対象にした「歯と口の健康教室」が行われ、児童たちが正しい歯磨き方法などを学んだ。
同校は本年度、学校研究の一つとして「歯と口の健康づくり」を掲げ、児童と教職員が諸活動に取り組んでいる。日本学校歯科医会や公益財団法人「ライオン歯科衛生研究所」(東京都墨田区)などが主催し今年6月4日に開催された「第71回学童歯みがき大会」に参加。今回の教室は、大会で学んだことをより深めようと、同法人の協力で企画した。
この日は5年生45人が参加し、同法人口腔保健部の歯科衛生士、藤巻知佳さんが講師を務めた。クイズ形式で「健康な歯茎はピンク色」「歯肉炎は歯と歯茎の境目から起こる」と教えてもらった児童たちは、自分の歯茎をチェック。引き続き▽歯ブラシを歯の面にきちんと当てる▽小さく動かす▽軽い力で磨く―など歯磨きの基本、デンタルフロスの使い方についても学んだ。
参加児童の一人、佐藤慎之介君(11)は「この間、虫歯になってしまった。学んだことをきちんと守り、今度はならないようにしたい」と話していた。