2014年(平成26年) 7月16日(水)付紙面より
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鶴岡市昭和町の八坂神社(齋藤元宮司)で15日、例大祭「胡瓜(きゅうり)まつり」が行われ、参拝者が神前にキュウリを供えて無病息災を願った。
祭神の「牛頭(ごず)天王」は疫病や災厄を免れるとして信仰を集めている。毎年7月15日の例大祭では参拝者がキュウリを2本供えて参拝した後、先に供えられたキュウリ1本を「御護符(おごふ)として自宅に持ち帰り家族で食べると流行(はやり)病から難を免れるといわれている。
この日は八坂講講員や地元住民らが参拝に訪れた。参拝者らは水屋で手を清めると神前に置かれた台に持ってきたキュウリを並べ、静かに手を合わせて無病息災を祈り、先に供えられたキュウリ1本を持ち帰った。
午後3時からは神事が執り行われ、町内の小学生や幼児らが子ども神輿(みこし)を担いで地区内を練り歩く。同7時からは神社境内に設けられた特設ステージで芸能大会が開かれるほか、抽選会などが行われる。