2014年(平成26年) 7月18日(金)付紙面より
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鶴岡市越中山の月山あさひ博物村で17日、「月山カブトムシ園」の今シーズンのオープンセレモニーが行われ、朝日保育園(渡部祐子園長、園児112人)の園児たちがカブトムシと触れ合った。一般の入場は19日から。
カブトムシ園は15年ほど前、「そば処大梵字」裏手の元サクランボ園のハウス約2アールに、クヌギやコナラを植えて開設した。子供たちに自然への理解を深めてもらうのが狙いで、毎年夏場にオープンしている。
カブトムシは、動植物の生態に詳しい水野重紀さん(水野野生生物調査会主宰、同市双葉町)の指導の下、博物村内のトンネルピットで幼虫約2000匹を飼育。シーズンを通じて常時100匹前後がいるように供給し、子供らに園内で自由に観察してもらう。
この日は朝日保育園の年長児24人が訪れ、園内に放されたカブトムシ約50匹と触れ合った。木に登らせたり、2匹を切り株の上で闘わせたりし、子供たちは目を輝かせ、「行けー」などと歓声を上げていた。
カブトムシ園は8月上旬ごろまで、毎日午前10時―午後4時にオープン。入場には文化創造館の入館料(大人700円、小・中学生450円、幼児100円)が必要。問い合わせは同博物村=電0235(53)3411=へ。