2014年(平成26年) 7月26日(土)付紙面より
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庄内地方の多くの小学校で25日、1学期の終業式が行われ、児童たちが約1カ月間の夏休みに入った。
鶴岡市立朝暘第四小学校(矢口研一校長、児童602人)の終業式では、児童を代表して3年の藤科結月さん(8)が「1学期は習字やリコーダーを頑張った。2学期も新しいことを楽しく勉強したい」、5年の五十嵐瑞希さん(10)が「新しい四小で楽しい1学期を過ごせた。1学期にできなかったことを2学期に頑張りたい」とそれぞれ2学期の抱負を発表した。続いて矢口校長が「3つの学校が一緒になって新しい学校になり、通学路が変わるなど新しいこと、困ったこともあったと思うが、1学期は欠席が少なかったので大変うれしい」と話し、「自分をきちんと振り返り、事故なく楽しい夏休みを過ごして」と呼び掛けた。
その後、児童たちはクラスに戻り、担任の先生から夏休みの注意点などについて説明を受けた。1年2組の教室では担任の先生が「終業式での先生の注意を覚えている人」「夏休みに気を付けることはなんでしょう」と問い掛けると、児童たちは「はーい」と勢いよく手を挙げ、「火です」「車です」と元気に答えていた。
庄内教育事務所によると、この日は庄内地方の小学校76校のうち19校で終業式が行われた。28日までに全ての小中学校で終業式が行われ、8月下旬ごろまでの夏休みに入る。