2014年(平成26年) 7月27日(日)付紙面より
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全国トップの品質を誇る庄内町産の花が集まる「庄内町夏のフラワーショー」が25日から同町の響ホールで始まった。盛りのトルコギキョウを中心に、ヒマワリやスプレー菊、ペンタスなどの鉢物がずらりと展示され、来館者の目を楽しませている。
同町のフラワーショーは、庄内町花き振興会主催。生産者の技術向上と花卉(かき)園芸の振興を図り、町内産の花を広くPRしようと旧余目町時代の1989年に始まった。以前は毎年11月の年1回開催だったが、昨年からトルコギキョウが盛りを迎える夏季にも開くことにした。
今回は同振興会の会員が切り花と鉢植え合わせて54点を出品。白やピンク、紫、淡い緑など鮮やかな色合いのトルコギキョウを中心に、「ココア」という名の珍しい真っ黒なヒマワリ、スターチスなどの切り花、スカビオサなどの鉢物が展示された。県庄内総合支庁農業技術普及課、全農山形の担当者などが審査員となり、全体のバランスやボリューム感、色合いなどを採点して入賞作を選定した。
展示は27日午後2時まで。展示終了後に即売会が行われる(午後1時50分抽選受け付け、同2時10分抽選開始)。いずれの花も市場価格より安価で提供される。