2014年(平成26年) 7月27日(日)付紙面より
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庄内の夏の味覚を代表する岩ガキを楽しむ「ゆら岩がきまつり」が26日、鶴岡市の由良ふれあい広場で開かれた。県内外から多くの家族連れらが訪れ、焼きたての岩ガキなどに舌鼓を打った。
由良産の天然岩ガキを多くの人に食べてもらおうと、由良地区の漁業者や自治会、観光協会などで実行委員会(齋藤透委員長)をつくり、2004年から毎年行っている。
人気の焼き岩ガキは、新鮮な岩ガキを炭火で焼き、熱々を1個300円で約1000個を提供。開始と同時に販売のテント前には長い列ができた。並んだ人たちは1人で2個3個と購入し、香ばしい香りのプリプリのカキに舌鼓を打っていた。
会場ではほかに生の岩ガキ5個を発泡スチロール箱に入れたセットを限定100箱販売したほか、焼きイカやイカの一夜干しなどの加工品の販売、磯ガニ釣り、漁船パレードなども行われた。
山形市から来た吉田弘子さん(38)と佐藤友紀さん(41)は「人がいっぱいでびっくりした。焼き岩ガキは味が濃くておいしい」と笑顔。齋藤実行委員長は「天気に恵まれ大盛況。イベントを通して由良の活性化につながってほしい」と話していた。