2014年(平成26年) 1月31日(金)付紙面より
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鶴岡市湯野浜一丁目の養護老人ホーム「湯野浜思恩園」(相馬直喜園長)で29日、恒例の新春福祉芸能大会が開かれた。入所のお年寄りや地域住民たちが一緒に歌や踊りのステージを楽しんだ。
福祉芸能大会は、地域交流事業の一環として開催している。18回目を迎えた今回は、入所者でつくる器楽やカラオケ、踊りなどのクラブや湯野浜地区の婦人会などが参加した。
ステージは同園器楽クラブ約15人による「銀座カンカン娘・浪花節だよ人生は」の演奏でにぎやかに幕開け。踊り、フラダンス、カラオケ、詩吟、寸劇などさまざまな演目が繰り広げられ、華やかな衣装に身を包んだお年寄りや職員、地元の女性たちが日頃の練習の成果を披露した。
会場となった集会室には入所者など約120人が集まり、ステージに合わせて手拍子をしたり歌を口ずさんだりしながら楽しい時間を過ごしていた。
2014年(平成26年) 1月31日(金)付紙面より
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国際ソロプチミスト鶴岡(SI鶴岡、渡會久仁子会長、会員19人)は29日、継続して活動を支援していく学生奉仕団体「Σ(シグマ)・ソサエティ」として、鶴岡工業高等専門学校の「テクノ・パラメディック」を認証した。活動資金やノウハウなど物心両面で支援していく。
シグマ・ソサエティは、学校や地域のため奉仕活動を行っている学生組織を認証、各地域のSI組織が継続的に支援する制度。今回はSI鶴岡が創立20周年に合わせ、鶴岡高専側に働き掛け実現した。
鶴岡高専のテクノ・パラメディック(技術の救急隊の意)は2010年度、制御情報工学科の宍戸道明准教授の研究室の学生を中心に結成。夏休みを利用して電器店のない酒田市の離島・飛島に行き、2、3泊しながら、故障した家電や自転車の修理、側溝清掃などの奉仕活動を行っている。
この日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で行われた認証式には、テクノ・パラメディックの成田洸杜(ひろと)会長(19)=制御情報工学科4年=らメンバー15人、鶴岡高専の加藤靖校長や宍戸准教授、SI鶴岡の会員ら合わせて約50人が出席。SI鶴岡の渡會会長は「優秀な学生と縁を結べるのは大きな喜び。これからの活躍と発展を心から願う」とあいさつ、テクノ・パラメディックのメンバー一人一人に認証ピンなどを渡し
た。メンバーは右手を挙げ、活動に精励することを誓った。
また、北海道・東北を管轄するSIアメリカ日本北リジョンの遠藤妙子ガバナー代理として、星川恵美スポンサーシップ委員長(酒田市)が、成田会長に認証状を手渡した。
活動資金としてSI北リジョンと同鶴岡からの各祝い金を受け取った成田会長は謝辞で「結果に満足せず、さらに自分自身の成長と地域社会への貢献に努力したい」と抱負を述べた。