2014年(平成26年) 11月19日(水)付紙面より
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鶴岡市馬場町にある国指定重要文化財の旧風間家住宅「丙申堂」で、モミジが見頃を迎えている。黄や赤に色づいた葉が風情ある建物に映え、訪れた人たちを楽しませている。
丙申堂の庭園には約20本のモミジがあり、品種は葉が5―9裂するイロハモミジなど。17日は、庭園に臨む小座敷の縁側から黄と赤の鮮やかなコントラストを仰ぎ見る人もいた。
丙申堂を管理運営する克念社常務理事の上野康成さんは「毎年11月下旬が見頃。秋風であっという間に散ってしまう紅葉を楽しめるのはわずかな期間。ぜひ足を運んで」と話した。
今季の開館は今月30日まで。入館料は近くの別邸「釈迦堂」と共通で大人400円、小中学生200円。問い合わせは克念社=電0235(22)0015=へ。