2014年(平成26年) 11月20日(木)付紙面より
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酒田市内のラーメン店で組織する「酒田市麺類食堂組合」(組合長・加賀屋貢「新月」社長)のメンバーが18日、市内2カ所の保育園を訪問し、「酒田のラーメン」を園児たちに振る舞った。
同食堂組合が合同で販売する「酒田のラーメン」は、煮干しや昆布からとっただしを使用しているのが特徴となっている。地元の味に親しんでもらおうと1983年から毎年、市内の保育園を訪問し、ラーメンを振る舞っている。今年は市内の若竹、泉両保育園で行われた。
若竹保育園(佐々木洋子園長、園児58人)には組合員3人が午前7時ごろに訪問し、調理室で約100人分のチャーシューやスープ作りを開始。午前11時すぎまでに全て完成し、教室に“出前”した。
園児たちは麺をすすりながら「おいしい」と大喜び。ラーメンのお礼にと、組合員たちの前で「ラーメン体操」を披露した。年中児の五十嵐瑛汰君(5)は「ラーメンは大好き。おうちでもよく食べる。このラーメンもおいしかったよ」と話していた。