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2014年(平成26年) 12月24日(水)付紙面より

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鶴東高が車椅子2台寄贈

 鶴岡東高校(齋藤哲校長)の生徒会は22日、鶴岡市社会福祉協議会(難波玉記会長)に車椅子2台を寄贈した。生徒会の呼び掛けで校内で空き缶を集め購入したもの。市社協を通して同校周辺の朝暘町、切添町の両町内会に贈られる。

 同校は10年ほど前から生徒会が中心となって空き缶の回収運動を続けており、これまで市社協に3台の車椅子を贈っている。今回は昇降口や各教室などに回収箱を設置し、約8カ月かけて集めた。車椅子2台分に充てるためには空き缶600キロ―1トンが必要になるという。空き缶は市内のリサイクル業者に引き渡して換金し、アルミ製の車椅子2台を購入した。

 この日、同校生徒会から前会長の難波拓磨君(18)=3年、同副会長の富樫彩音さん(17)=同、新会長の角田康太君(17)=2年、同副会長の荘司優人君(16)=同=の4人が市社協を訪問。角田君が「東高校全生徒の思いが込められています。福祉に役立ててください」とあいさつし、難波会長に引き渡した。

 難波会長は「生徒の皆さんの気持ちを受け取った。本当にありがとうございます。今後も福祉に協力いただきたい」と謝辞を述べた後、生徒たちと懇談。「利用者もきっと皆さんに感謝していると思う。ぜひ今後も活動を継続してほしい」と呼び掛けた。

 今回の車椅子は両町内会で災害時の避難用や防災訓練に活用されるという。

鶴岡東高の新旧生徒会メンバー(左)が鶴岡市社協の難波会長に車椅子2台を引き渡した
鶴岡東高の新旧生徒会メンバー(左)が鶴岡市社協の難波会長に車椅子2台を引き渡した


2014年(平成26年) 12月24日(水)付紙面より

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クリスマスイブへ ケーキ作り大忙し

 クリスマスイブを前にした23日、庄内地方の各洋菓子店ではクリスマスケーキ作りが最盛期を迎えた。各店舗にはかわいらしく飾られたデコレーションケーキを求める家族連れが訪れ、街中がクリスマスの華やいだ雰囲気に包まれた。

 鶴岡市東原町のグランドエル・サン(早坂剛社長)ではこの日、パティシエの阿部静佳さんを中心とした10人のスタッフが午前5時ごろから作業。定番の生クリームとイチゴの「ストロベリーショートケーキ」をはじめ、オーガニックアールグレイのムースとレモンクリーム入りのチーズケーキ「フロマージュ」、真っ赤な色がクリスマスムードを盛り上げるベリーのムース「ルージュ」など同社オリジナルケーキ計5種類をそろえた。甘い香りでいっぱいの調理場では、スタッフたちが調理台にずらりと並んだケーキにヒイラギやチョコレートの飾りを添え、手際よく飾り付けしていた。

 販売担当者は「今日明日を中心に約900個の販売を見込んでいる。素材にこだわり、見た目も味も楽しめるオリジナルケーキばかり。家族みんなで楽しんでほしい」と話していた。ケーキ受け渡し場所にはツリーやサンタの人形が飾られ、訪れた家族連れらが笑顔でケーキを受け取っていた。

クリスマスイブを前にケーキ作りに大忙し=23日、鶴岡市のグランドエル・サン
クリスマスイブを前にケーキ作りに大忙し=23日、鶴岡市のグランドエル・サン



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