2014年(平成26年) 12月25日(木)付紙面より
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鶴岡地区の国道7号の維持管理業務を請け負う建設会社などでつくる「安全衛生・災害防止協議会組織」(会長・上野歳一浅賀建設国道維持補修工事所長)が24日、鶴岡市の由良保育園(齋藤まり子園長、園児36人)を訪れ、サンタクロース姿の会員が園児に紙芝居の披露やプレゼントを手渡した。
同協議会は、浅賀建設(鶴岡市、浅賀隆社長)と、下請けや資機材納入の業者24社で組織。これまでも、国道7号沿線の小学校を対象に交通安全を呼び掛けるなど社会貢献活動を繰り広げてきた。昨年から同国道沿いの保育園に活動の場を広げており、今年はクリスマスに合わせ24日の由良保育園、25日の大泉保育園の2園を対象に実施。
24日は浅賀建設をはじめ協議会に加入する業者の関係者ら13人がサンタ姿で由良保育園を訪れ、横断歩道の交通ルールや知らない人についていかないことなどをテーマにした紙芝居を通し、交通安全を園児に呼び掛けた。続いてサンタ姿の会員から園児一人一人に絵本などがプレゼントされると、園児たちは満面の笑みで受け取っていた。
2014年(平成26年) 12月25日(木)付紙面より
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年始の初詣を控えた鶴岡市の荘内神社(石原純一宮司)で23日、巫女(みこ)アルバイトを行う女子高生らの研修が始まった。初詣の奉仕に備え、参拝客へのあいさつや応対作法を学んだ。
三が日で8万人ほどの参拝客を見込む同神社では今回、参拝客の応対のため鶴岡市内を中心に高校1年生から大学4年生までの女性26人を臨時の巫女として採用。研修を積み、31日夜から来年1月15日まで交代で参拝客への応対や縁起物を授ける業務を担う。
研修初日の23日は同神社の参集殿で行われ、緋(ひ)ばかまと白い小袖の巫女装束に身を包んだ17人が研修に臨んだ。
研修では「笑顔と謙虚な気持ちを忘れず、一人一人に心を込めて応対するように」「参拝者に大きな声で、目を見てあいさつを」など石原宮司らから心構えを聞き、参拝客役と巫女役の2グループに分かれ縁起物やお守りの授け方を学んだ。参加者は「ようこそお参りくださいました」「500円お納めくださいませ」と慣れない神社独特の言い回しに苦戦しながら研修に取り組んでいた。
巫女アルバイトには初参加という本間早姫さん(16)=鶴岡北高校1年=は、「今年、高校受験の合格祈願に荘内神社を訪れ、巫女さんが和やかな雰囲気で迎えてくれた。来年は自分が巫女として受験生を迎えてあげたい」と話した。