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2014年(平成26年) 12月26日(金)付紙面より

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キラキラしてかわいい!! シルクの縫いぐるみ贈る

 鶴岡中央高校(井上利也校長)の生徒たちが24日、鶴岡市中央児童館と第二学区学童保育所の2施設にシルク生地で作った縫いぐるみを1体ずつ贈った。

 同校総合学科の生徒たちが課題研究として2010年度から展開している「シルクガールズ・プロジェクト」の一環。

 ドレスを製作した時に余ったシルク生地を活用し、プロジェクトやファッションショーに協力した市内の5施設へ感謝を込めて贈ろうと企画したもの。実際に触ってもらってシルクを身近に感じてもらいたいとシルクの白を生かしたウサギの縫いぐるみを5体製作した。

 この日はプロジェクトリーダーの飯野凪紗さん(18)ら同校3年生3人が中央児童館を訪問。朝暘二小4年の菅原明香里さん(9)ら5人が児童館や学童保育所利用者を代表して縫いぐるみを受け取った。飯野さんは「縫いぐるみを触ってシルクを身近に感じてほしい。これからも手軽に触れられる小物作りを続けたい」と話していた。

 早速縫いぐるみを手にした朝暘二小3年の田林麻央さん(9)は「触ったらつるつるしている。電気に当てるとキラキラしてかわいい」と笑顔で話していた。

 製作した縫いぐるみは本年度中に他の3施設にも贈られる。

中央高生が作ったシルクの縫いぐるみをプレゼントした
中央高生が作ったシルクの縫いぐるみをプレゼントした


2014年(平成26年) 12月26日(金)付紙面より

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刈屋梨の生ワイン「デアノイエ」発売

 酒田市内にある酒販店の店主らで組織する庄内酒彩倶楽部(池田吉伸会長、加盟8店)は25日、同市特産の刈屋梨を用いた微発泡性の生ワイン「梨のデアノイエ」の販売を開始した。5年目の取り組みで、池田会長は「果実味が凝縮している。酸味がしっかりと出ており、きりっと締まったワインに仕上がった」と話している。

 デアノイエは、ドイツ語でその年に収穫したもので醸した新酒ワインのこと。熟成されていないため深みはないものの、フルーティーな風味に富むのが特徴。同倶楽部は、酒販を通して山形の魅力を広く全国に向け発信しようと、地元の素材を生かしたオリジナル商品を開発・販売している。これまでの活動が評価されて本年度、市が制定する「新田産業奨励賞」を受けた。

 原料の梨は同市の刈屋梨出荷組合(土井正幸組合長)が供給。醸造元・オードヴィ庄内(同市浜中)の佐藤宅真専務によると、今シーズンはいずれも刈屋産の「豊水」と「ラ・フランス」を使用、12月初旬に仕込んだという。「酸味と甘味のバランスが良く仕上がっている。(たるの中の沈殿物を取り除く)おり引きを実施したため、例年に比べて発泡は弱いが、これから徐々に強くなっていくだろう」(佐藤専務)と話す。

 池田会長は「お節料理にも合う。果実の持つ味わいを楽しんでほしい」と話している。「梨のデアノイエ」のアルコール度数は7%で、要冷蔵。同倶楽部加盟店で取り扱っており、720ミリリットル入りで1本1500円(税込み)。300本の限定発売。問い合わせは同倶楽部事務局の武田庄二商店酒田支店=電0234(22)6331=へ。

25日から販売がスタートした「梨のデアノイエ」
25日から販売がスタートした「梨のデアノイエ」



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