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2014年(平成26年) 2月20日(木)付紙面より

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待ち遠しい赤ちゃん誕生 ヤギの世話通じ命の尊さ学ぶ

 鶴岡市の渡前小学校(土屋常義校長、児童111人)で18日、動物の飼育を通して命の尊さを学ぶ「いのちの学習」で、これから児童が世話をするヤギとの「出会いの集い」が行われた。

 同校では10年ほど前から1、2年生の児童がヤギの飼育を通して命の大切さや思いやりの心を育むとともに地域交流を図ってきたが、昨年9月、これまで飼育してきたヤギが死んで活動が中断していた。今回、山形大農学部の協力で受胎した母ヤギ2頭を預かり、飼育することが決まった。母ヤギは今年5月ごろに出産予定で、生まれた子ヤギ1頭を引き続き同校で飼育することにしている。

 この日は同大農学部技術職員の森田昌孝さんと、技術専門職員の菊地洋一さん、これまでヤギの飼育を手伝ってきた同市荒俣の小野寺勇治さんらが同校を訪問。飼育を担当する1、2年生37人と共に出会いの集いを行った。初めに土屋校長が「命の誕生には母ヤギの頑張りはもちろん、それを見守る私たちの応援が大切。立派な赤ちゃんが産めるように餌やりや声掛けを頑張ってください」とあいさつ。森田さんが「ヤギのそばで騒がないこと、ヤギに触れる前は消毒、触れた後は手洗いを忘れないこと」と注意点を話した。

 続いて外の飼育小屋で母ヤギ2頭と対面。児童たちは早速手に餌を持ち、名前を呼ぶなどして触れ合いを楽しんだ。

子どもたちが母ヤギとの触れ合いを楽しんだ
子どもたちが母ヤギとの触れ合いを楽しんだ


2014年(平成26年) 2月20日(木)付紙面より

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地域社会のために役立てて 天真高生徒会 老人保健施設に福祉用具贈る

 酒田市の天真学園高校(齋藤正典校長、生徒223人)の生徒会(諏訪達彦生徒会長)は18日、同市の医療法人社団さつき会(瀬尾絹子理事長)が運営する老人保健施設・明日葉(施設長・瀬尾理事長)に福祉用具(10万円相当)を寄贈した。

 同校は昨年10月、「オクトーバーフェスタ」と銘打って文化祭を開催。この際、食育調理科の生徒たちが調理したサンドイッチやカレーといった軽食、コーヒーなどを販売した。この売上金を活用して今回、高齢者から快適に過ごしてもらおうと、ボランティアなどで交流している明日葉に福祉用具を贈ることにした。

 今回寄贈したのは、転落防止のためベッドの横に取り付ける「サイドレールセット」2組と、床擦れ防止用クッション3式、車いす用クッション2個。この日は生徒会の諏訪会長と小林幹兵、小屋典光両副会長、引率の高橋宗平教諭が明日葉を訪問。諏訪生徒会長が「売り上げを地域社会に還元したい。有効に活用してください」と話し、瀬尾理事長に福祉用具を手渡した。

 瀬尾理事長は「大事に使わせてもらいます」とお礼を述べ、生徒たちに感謝状と花束を手渡した。

瀬尾理事長(左)に福祉用具を手渡す生徒会役員たち
瀬尾理事長(左)に福祉用具を手渡す生徒会役員たち



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