2014年(平成26年) 2月23日(日)付紙面より
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鶴岡市のエス・モールで22日から、クリスマスローズ展が開かれ、さまざまな色や形の花が訪れた人を楽しませている。展示会は24日まで。
クリスマスローズはキンポウゲ科の多年草で、アジサイのようにガクが色付き、冬から春にかけて楽しめる。展示会は、イベント企画などを行っている同市のグループ「季楽会」(齋藤幸子代表)が、地元農産物のPRの一環で、2009年からこの時期に開いており、6回目となった。
酒田市黒森の生産者、梅木昭裕さん(36)が育てた3―5年物を中心に約400鉢を展示、販売。濃い赤紫や緑、白、黄色など色やガクの形もさまざまで、来場者は好みの鉢をじっくりと選んで求め、梅木さんから栽培方法を聞いていた。
梅木さんは「庄内だけでなく新潟や秋田からも訪れてもらっている。1つの品種でも同じ花がないのが特徴で、選ぶ楽しみがあるようだ。いろんな花を育てる楽しみがあり、男性にも人気があります」と魅力を語った。季楽会の齋藤代表は「受験シーズンに咲き、ガクが落ちないということで、ガクを『学』になぞらえ合格祈願の縁起を担いで購入する人もいます」と話していた。同会は3月8、9日に酒田市のさかた街なかPR館、同月下旬には秋田県横手市でも梅木さんのクリスマスローズ展を開催する。
2014年(平成26年) 2月23日(日)付紙面より
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庄内町立谷沢地区の豪雪を活用して交流人口の拡大を図る「月の沢龍神街道スノーアートフェスティバル」が22日、同地区の北月山荘周辺で行われた。雪のオブジェや雪像、雪だるまなどの制作、ゴムチューブ滑りなど、雪の魅力を盛り込んだイベントが繰り広げられた。
立谷沢川地域の民間団体や企業、庄内町などで実行委員会(内藤孝一会長)を組織し、毎年2月に実施している。22日は時折ふぶくあいにくの天候となったが、午前10時にイベントがスタート。山形大の学生たち約20人が2グループに分かれ、山形デスティネーションキャンペーンのキャラクター「きてけろくん」や、ゆるキャラ「くまモン」の雪像を作った。
また、地元の立川小や余目一小の児童たちが保護者や地域住民と一緒に雪だるまを制作。地元住民やボランティアがバケツで型をとったスノーランタンを作った。雪だるまは造形などを審査し、優秀作品を決める。
イベントは23日も行われ、かんじきトレッキングや餅つき、吉本の「山形住みます芸人」三浦友加さんのお笑いステージなどが繰り広げられる。