2014年(平成26年) 6月20日(金)付紙面より
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三川町の東郷小学校(五十嵐良克校長、児童102人)で15日、校内相撲大会が行われ、1 年生たちが保護者手作りの化粧まわしを着けて初土俵を踏んだ。
相撲大会は、礼儀作法を身に付け、相手を尊重する気持ちを養ってもらおうと毎年この時期に開催。1年生は手作りの化粧まわしを着けて土俵入りするのが、伝統となっている。化粧まわしは、龍やトラ、花などの図柄を取り入れたものが多く、サテンやフェルトで華やかに飾られ個性あふれるものばかり。また、名前からもじったしこ名も工夫した書体で張り付けられている。
1年生15人は、この日のために愛情込めて作られた『自分だけの化粧まわし』を身に着け満面の笑みで土俵入り。保護者たちは「かわいいね」「格好いいよ」とわが子の姿をカメラに収めていた。大会は、横綱土俵入り、学年ごとの紅白対抗戦とトーナメント戦が行われ、保護者の声援の中、児童たちは熱のこもった戦いを繰り広げていた。
2014年(平成26年) 6月20日(金)付紙面より
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鶴岡市立加茂水族館(村上龍男館長)で19日、ブラジルで開催中のサッカーワールドカップ予選「日本―ギリシャ」(現地時間午後7時キックオフ)の試合予想が行われた。円形水槽を漂うクラゲの行き着く先で占ったところ、「2―2で引き分け」という結果となった。
試合予想は同館のクラゲ展示室「クラネタリウム」の一角にある直径1メートルの円形水槽で行われた。午前9時の“キックオフ”とともに、カトスティラスという種類のクラゲが1匹水槽内に放された。サムライブルー(日本代表)に合わせ、「ブルージェリー」とも呼ばれる青色の種類。水槽内には日本とギリシャそれぞれの国旗を添えた籠が6つ、引き分けの籠2つが並んで設置され、報道陣がクラゲの動きを見守った。
3分後、クラゲを追加で1匹投入。すると7分すぎに1匹が引き分けの籠にゴールし、その1分後にもう1匹も仲良く同じ籠に収まった。「これでは納得いかない」と、奥泉和也副館長が5分間限定で“延長戦”を実施。さらに9匹のクラゲを投入した。
その結果、日本の籠に2匹、ギリシャの籠に2匹が入り、「2―2のドロー」という予想が導き出された。水槽周辺には来館者たちが集まり「どっちに行ったの?」「日本は勝てそう?」と興味深げに見守っていた。
奥泉副館長は「これはあくまでも占いなので。自分は日本が2―0で勝利すると信じている。頑張れ日本!」とエールを送っていた。