2024年12月3日 火曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2014年(平成26年) 7月13日(日)付紙面より

ツイート

こんにゃくでイタリアン 鶴岡 親子で協力し合い挑戦

 親子で楽しむ料理教室「親子でチャレンジ!こんにゃく料理のイタリアン」が12日、鶴岡市鳥居町の鶴岡ガスで開かれた。食育インストラクターの海藤道子さんを講師に迎え、参加者たちがこんにゃくを使ったカツレツやラタテューユ作りに挑戦した。

 料理教室はこんにゃく料理のおいしさを知ってもらい料理に興味を持ってもらうとともに、健康に良いこんにゃくのおいしい調理方法を学んでもらおうと同市宝田三丁目の「まるい食品」(伊藤久美社長)が主催。今回は親子5組と一般合わせて17人が参加。

 メニューは羽黒山麓で栽培したコンニャク芋で作った「羽黒こんにゃく」のミラ・カツレツ、豆腐を使った簡単ベーグル、「くらげこんにゃく」を使ったラタテューユ、豆腐のティラミスの計4品。

 初めに海藤さんがレシピを説明しながら調理の手本を見せた。続いて参加者らが4班に分かれて調理。「包丁は危ないので持ったまま移動しないで」「ニンニクは焦げないように冷たい油から炒めて」「湯むきしたトマトの果汁まで使います」などとアドバイスを受けると、子どもたちは慣れない包丁に四苦八苦しながら親子で協力して調理に取り組んだ。

 初めての料理教室参加となったあさひ小2年の佐藤誠晃君(8)は「手が疲れたけど料理は楽しい」、母親の真紀さん(37)は「こういう機会にできることをさせてあげたい。普段はあまり食べない野菜も自分で作れば食べてくれると思う」と話していた。

参加者らがこんにゃくを使ったイタリアンに挑戦した
参加者らがこんにゃくを使ったイタリアンに挑戦した


2014年(平成26年) 7月13日(日)付紙面より

ツイート

顔じゅう汁だらけ「うまい」 浜中小でメロン給食

 「砂丘メロン」の産地として知られる酒田市浜中地区にある浜中小学校(小野諭校長、児童86人)で11日、「メロン給食」が行われ、デザートに出された地元産メロンに児童たちが豪快にかぶりついた。

 地元の農産物を実際に味わってもらうことで農業への理解を深めてもらおうと、地元のメロン生産者が食農教育の一環として2007年から実施。今回は小林弘子さん(58)=浜中=ら生産農家7人が自ら育てたアンデスメロンの大玉計約60個を無償で提供した。

 メロンは、1、2年生は8分の1、3、4年生が4分の1、5、6年生は半分にそれぞれ切り分けられて給食で配布。児童はいつもより急いでご飯やおかずを食べた後、メロンの皿に手を伸ばし、「甘い」「うまい」と歓声。中には顔じゅうを汁だらけにしてかぶりついたり、皮まで食べ尽くす児童もいた。

 「お代わり」して計4分の3個を食べた5年生の佐藤大地君(11)は「家でもメロンを食べるが、みんなと一緒に食べるとさらにおいしい」と話していた。小林さんは「児童たちの『おいしい』という笑顔は生産の励みになる。大きくなって地元を離れるようになったら『浜中のメロンは日本一おいしい』とみんなに広めてほしい」と話していた。

地元産メロンに舌鼓を打つ浜中小の児童たち
地元産メロンに舌鼓を打つ浜中小の児童たち



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field