2014年(平成26年) 7月16日(水)付紙面より
ツイート
鶴岡市昭和町の八坂神社(齋藤元宮司)で15日、例大祭「胡瓜(きゅうり)まつり」が行われ、参拝者が神前にキュウリを供えて無病息災を願った。
祭神の「牛頭(ごず)天王」は疫病や災厄を免れるとして信仰を集めている。毎年7月15日の例大祭では参拝者がキュウリを2本供えて参拝した後、先に供えられたキュウリ1本を「御護符(おごふ)として自宅に持ち帰り家族で食べると流行(はやり)病から難を免れるといわれている。
この日は八坂講講員や地元住民らが参拝に訪れた。参拝者らは水屋で手を清めると神前に置かれた台に持ってきたキュウリを並べ、静かに手を合わせて無病息災を祈り、先に供えられたキュウリ1本を持ち帰った。
午後3時からは神事が執り行われ、町内の小学生や幼児らが子ども神輿(みこし)を担いで地区内を練り歩く。同7時からは神社境内に設けられた特設ステージで芸能大会が開かれるほか、抽選会などが行われる。
2014年(平成26年) 7月16日(水)付紙面より
ツイート
酒田市の十坂小学校(安藤宏和校長)で14日、同校5年生を対象にした「歯と口の健康教室」が行われ、児童たちが正しい歯磨き方法などを学んだ。
同校は本年度、学校研究の一つとして「歯と口の健康づくり」を掲げ、児童と教職員が諸活動に取り組んでいる。日本学校歯科医会や公益財団法人「ライオン歯科衛生研究所」(東京都墨田区)などが主催し今年6月4日に開催された「第71回学童歯みがき大会」に参加。今回の教室は、大会で学んだことをより深めようと、同法人の協力で企画した。
この日は5年生45人が参加し、同法人口腔保健部の歯科衛生士、藤巻知佳さんが講師を務めた。クイズ形式で「健康な歯茎はピンク色」「歯肉炎は歯と歯茎の境目から起こる」と教えてもらった児童たちは、自分の歯茎をチェック。引き続き▽歯ブラシを歯の面にきちんと当てる▽小さく動かす▽軽い力で磨く―など歯磨きの基本、デンタルフロスの使い方についても学んだ。
参加児童の一人、佐藤慎之介君(11)は「この間、虫歯になってしまった。学んだことをきちんと守り、今度はならないようにしたい」と話していた。