2015年(平成27年) 1月23日(金)付紙面より
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インターネット交流サイト「フェイスブック」(FB)などSNS(ソーシャルネットワークサービス)をビジネスや地域活性化に活用するための実践講座「facebook庄内型活用でつながる!儲かる!盛り上がる!」が22日、鶴岡市末広町のマリカ東館と西館市民ホールで開かれた。
鶴岡商店会連合会が、地元の若手自営業者などでつくる「みんなで集えば文殊の知恵」の協力を得て開催した。全国に先駆けてSNSのビジネス活用で盛り上がる庄内の先進事例発表などを踏まえ、さらなる地域活性化を図ることが目的。
講座は2部構成で、午前中はマリカ東館で第1部の「初心者向けfacebookページ作成講座」が行われ、市内の自営業や会社員、各商店街の関係者など30人が参加した。初めに初心者から実際にFBへアクセスしてもらい、アカウント(IDやパスワードによるログイン権利)を作成。それぞれ持ち込んだノートパソコンやタブレットを操作しながらメールアドレスなどを書き込んだ。
また、講師の古谷誠さん(アーリープロジェクト代表)の「FBは企業や組織、ブランドなどの最新情報を発信するツール。自分のFBを見た“ファン”とのつながりを構築できる」、「ホームページと違って手軽に作成、更新、運営できる」といった説明に耳を傾けた。参加した市内の40代女性は「夫がFBをしているが、自分は全く初めて。自営業をしているので店の情報を発信するのに役立てたい」と話していた。
第2部の勉強会「SNS活用でつながる!儲かる!地域が盛り上がる!」は午後1時からマリカ西館市民ホールで行われ、「みんなで集えば文殊の知恵」の取り組み事例が発表されたほか、SNSで情報発信している庄内の先駆者として、竹の露酒造場(同市羽黒町猪俣新田)女将(おかみ)の相沢こづえさん、自動車販売のROSSO代表取締役の高橋誠輝さんの2人が講演した。