2015年(平成27年) 3月18日(水)付紙面より
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鶴岡市播磨の栄保育園(佐藤百合園長)で17日、獅子舞が披露され、園児たちの無病息災、身体堅固を祈った。
獅子舞は、同保育園近くの新山神社(佐藤均宮司)に奉納されるもので、8月の同神社例祭をはじめ、3月の氏子回りで披露されている。現在は獅子舞を保存していこうと取り組む地元民有志により受け継がれているという。
同保育園の理事長を務める加藤義弥さん(63)が、昨年同神社の役員になったことから子どもたちの成長を願って同保育園でも獅子舞が披露されるようになった。今回で2回目。
この日は午前中から氏子回りが始まり、午前10時に同保育園を獅子が訪問。園児約50人の前で披露された。笛と太鼓の囃子(はやし)に合わせて獅子が四方を大きくかむ所作をすると、驚いた様子で泣きだす園児もいた。
阿部千華ちゃん(6)は「金色の歯が怖かった。あんまり近寄ってこなくて良かった」と話していた。