2015年(平成27年) 3月22日(日)付紙面より
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庄内各地の幼稚園や保育園で卒園シーズンを迎え、暖かな日差しとなった21日は各園で卒園式が行われた。保護者や先生らの愛情を受けて心身ともに大きくなった園児たちが巣立った。
このうち鶴岡市のぞみ町の城南幼稚園(須田正明園長)では、午前9時半からホールで修了証書授与式。保護者や在園児に迎えられ、制服姿の2クラス計33人の卒園児が入場。わが子の成長に早くも涙を拭う母親の姿も見られた。
須田園長が園児一人一人に修了証書を手渡し、「毎日幼稚園に通い、お友達と歌ったり、遊んだり、お弁当を食べたり、みんなの笑顔を見ることができた。4月からは1年生。運動や勉強を頑張り、人の役に立つ人になって」とお祝いの言葉を述べた。
記念品贈呈などに続き、卒園児が保護者側を向いて「お別れの言葉」。歌を交えて春夏秋冬の思い出を振り返り、「こんなに大きくなりました」と声を合わせた。退場の際はそれぞれがお母さんに「毎日ご飯を作ってくれてありがとう」「幼稚園の準備をしてくれてありがとう」などお礼を言いながら花を手渡し、一緒に会場を後にした。